「YouTubeとブログ、今からやるならどっちがおすすめ?」
「どっちが稼げるの?」
「両方やりたいけど、どっちを先に始めるべき?」
「ブログはオワコン」や「YouTubeは今からでは遅い」などの声もあり、どっちをやれば良いのか考えていませんか?
結論から言うと、YouTubeとブログは両方やるべきです!しかし、両方やる余裕がない場合はまずはブログから始めるのがおすすめ。
そこで本記事では、YouTubeとブログについて、以下の点を紹介していきます。
- YouTubeとブログを両方やるべき理由
- 収益化の仕組み
- YouTubeに向いているもの
- ブログに向いているもの
- それぞれのメリット・デメリット
この記事を読むと、両方やるメリットを知った上で、どちらを先にやるか判断できますよ。相乗効果で稼げるように、ぜひ参考にしてください!
目次
YouTubeとブログはどちらもやるべき4つの理由
YouTubeとブログは、両方やることで「収益の安定」や「PV・再生回数の増加」を見込めます。その具体的な理由は、次の4つ。
- 収入源を分けることで安定しやすい
- 流入元が増える
- 異なる層のユーザーを取り込める
- コンテンツを再利用できる
以下で、1つずつ見ていきましょう。
1. 収入源を分けることで安定しやすい
YouTubeもブログも、1度成功しても、ずっと稼ぎ続けられるとは限りません。次のような原因によって、マネタイズできなくなる可能性もあります。
収入が安定しない原因
- Googleのアルゴリズム(評価基準)の変化
- アドセンス広告の単価ダウン
- アフィリエイト案件の終了
上記の不安要素があるため、1つに絞るのではなく、YouTubeとブログに収入源を分けておくのが望ましいです。どちらかがダメージを受けても、もう一方の収入は守れるでしょう。リスクを分散することで、収益が安定しやすくなるのです。
2. 流入元が増える
YouTubeとブログを両方やると、お互いにリンクを貼り合うことで、流入元が1つ増えます。
そもそもの集客方法としては、ブログは検索やTwitterから、YouTubeはホーム画面や関連動画からの流入がメイン。それぞれ、まったく別のルートとなっています。
そのため、YouTubeとブログで相互にユーザーを流すのは効果的。流入経路を増やすことで、その分のアクセス数増加を見込めます。
YouTubeからブログへの誘導例
- 概要欄にブログURLの記載
- 動画内でブログの宣伝
ブログからYouTubeへの誘導例
- 記事内にYouTubeへのリンク設置
- YouTube動画の埋め込み
ブログには動画を直接埋め込めるため、ユーザーがYouTubeへ移動せずに見られるのも、再生回数アップにつながります。
3. 異なる層のユーザーを取り込める
YouTubeとブログでは、見ている層が異なります。
テキストと動画のどちらを見るかという、習慣や好みの差があるのは、もちろんのこと。それ以外にも、以下のような違いがあるんです。
YouTubeの視聴者層
- 関連動画などを受動的に見る人
ブログの読者層
- 自ら検索して情報を探している人
- 悩みが深い人
- 今すぐ解決したいという緊急性のある人
YouTubeとブログを両方やると、それぞれのユーザーの取りこぼしを防げます。どちらか一方だけでは届かなかった人達にも、自分のコンテンツを見てもらえるようになるんです。
ユーザー層の違いや流入元を増やす話については、以下の記事でも解説しています。YouTuber・ブロガーとして成功しているヒトデさんの経験談が読めるので、ぜひ参考にしてください。
▼YouTubeとブログの相乗効果を解説▼
>>ブログはオワコンではない!初心者でも通用する必勝法3選
4. コンテンツを再利用できる
YouTubeとブログを両方やる場合は、それぞれの内容を使い回しできます。
たとえば、動画の内容を書き起こしてブログの記事に。ブログの内容を、動画で解説してYouTubeへアップする、ということが可能。
1つのネタから、動画と記事の2つのコンテンツが作れるのです。両方やっても、労力が2倍になるわけではありません。再利用でストックを増やせるなら、どちらもやった方が収益アップにもつながります。
YouTubeとブログで稼ぐ仕組みとは
収益化の方法 | |
---|---|
YouTube | ・広告収入 ・メンバーシップ ・企業案件 |
ブログ | ・アフィリエイト ・アドセンス |
上記のように、YouTubeとブログでは、マネタイズ方法や条件が異なります。
「どっちが稼ぎやすいか」と考えるために、以下でそれぞれの収益化について見ていきましょう。
YouTubeの収益化の3つの仕組み
方法 | 稼ぎ方 |
---|---|
広告収入 | 広告の再生・クリック |
メンバーシップ | 月額会員の獲得 |
企業案件 | 企業からの依頼・商品宣伝 |
YouTubeの収益化の方法は、大きく分けて上記の3つがあります。
広告収入は、動画内で広告の再生やクリックをされると、収益が上がる仕組みです。報酬単価は公表されていませんが、再生回数1回あたり0.1円程度が相場と言われています。
ただし、広告収入を得るには、以下の条件を満たすことが必須。
YouTubeの広告収入を得る条件
- チャンネル登録者数:1,000人以上
- 総再生時間:4,000時間以上(直近12か月)
他の稼ぎ方として、メンバーシップは月額制で有料コンテンツを配信する方法です。ある程度ファンが増えると、収益を上げることも可能になります。
また、動画内で商品等の宣伝をすることで、報酬をもらえるのが企業案件。インフルエンサーなど、影響力のある人に依頼が来やすいです。
メンバーシップと企業案件は、YouTubeを継続しないと実現が難しいもの。初心者の場合は、まず広告収入を目指すと良いでしょう。
ブログの収益化の2つの仕組み
方法 | 稼ぎ方 |
---|---|
アフィリエイト | 商品・サービスの販売 |
Googleアドセンス | 広告のクリック |
ブログの収益化の方法は幅広くありますが、ここでは上記の2つを紹介します。アフィリエイトとGoogleアドセンスは、どちらも広告収入です。
異なるのは、Googleアドセンスはクリック単価型という点。ブログ内に貼った広告をクリックされると、報酬が入ります。
アドセンスの単価はブログのジャンルにもよりますが、1クリックあたり10円以下~数百円程度。アクセス数で言うと、1PVあたり0.3円程度が相場とされています。
アフィリエイトは、ブログ内の広告経由で商品・サービスが売れると、報酬が入る仕組みです。Amazon・楽天などの物販であれば、商品代金の2~10%程度が目安。広告内容によって単価が異なり、1万円以上の高額案件もあります。
ブログのマネタイズ方法は全8種類あり、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。アフィリエイトとGoogleアドセンスについても、さらに深く解説しています。
▼ブログの稼ぎ方8選を基礎から徹底解説▼
>>ブログ収入を稼ぐ方法 9の仕組みと収益化の秘訣
【ジャンル別】YouTube or ブログのどっちに向いている?
YouTubeとブログは両方やるべきですが「どっちから始めればいいの?」と悩む人もいますよね。そこで判断基準となるのは「発信したい内容が、YouTubeとブログのどちらに適しているか」です。
- YouTubeに向いているもの
- ブログに向いているもの
それぞれについて、解説していきますね。
YouTubeに向いているもの4選
YouTube向きのもの | 例 |
---|---|
疑似体験 | ・かわいい動物 ・キャンプ動画 |
スポーツ・音楽 | ・スピーカー ・楽器のレビュー |
ながら見の情報収集 | ・ビジネス系 ・勉強系 |
エンタメ・暇つぶし | ・バラエティ動画 |
YouTubeに向いているものは、上記の4パターン。
かわいい動物は定番ですね。ペットを飼えない賃貸住まいや、1人暮らしの人もよく見ています。疑似体験系は、実生活では行わないけど、雰囲気を味わいたいものが人気。キャンプ動画も、その1つとして注目されています。
スピーカーや楽器のレビューも、YouTubeが得意とするところ。音の違いは、文章だけで説明するより、圧倒的にわかりやすいですよね。
また、家事や通勤・通学中に聞き流せる動画として、ビジネス系や勉強系の需要もあります。「ヒトデせいやチャンネル」や「両学長 リベラルアーツ大学」などが代表的。
HIKAKIN(ヒカキン)や水溜りボンドは、エンタメ系に該当します。目的があって検索するブログより、YouTubeの方が向いている内容が多いですね。
ブログに向いているもの3選
ブログ向きのもの | 例 |
---|---|
情報・ノウハウ | ・◯◯の使い方 ・◯◯の方法 |
詳細な説明 | 仮想通貨とは |
内容が変わる情報 | WordPressの設定 |
ブログに適しているものは多いですが、ここでは3パターンのみ紹介します。
テキストは、動画よりも必要な情報に早く辿り着けるのが特徴です。なので、悩みを解決する内容はブログに向いています。例をあげると、有料サービスの解約方法など。サクッと調べて、すぐに終わらせたいですよね。
モバイルバッテリーのレビューも、文章で伝えられる代表的な例。YouTubeに向いている楽器のレビューとは反対で、動画でなくてもスペックや特徴がわかります。
また、公開後にリライトが必要な内容も、ブログの方が適しているでしょう。たとえばWordPressの設定手順は度々変わるため、古い内容のままでは、見ているユーザーが混乱します。ブログなら1文字単位で変更できるので、修正も簡単です。
YouTubeとブログのメリット・デメリット
ここからは「YouTubeとブログ、どっちがより自分に向いているか」を考えやすいように、それぞれの特徴をお伝えしていきます。
- YouTubeのメリット・デメリット
- ブログのメリット・デメリット
順番に見ていきましょう。
YouTubeのメリット・デメリット
- 結果が出やすくPDCAを回しやすい
- YouTube内からの流入を見込める
- チャンネルの開設は無料
- サーバーの維持管理等が不要
- 収益化の条件クリアが難しい
- 撮影・動画編集のハードルが高い
- 本格的にやるなら機材コストがかかる
- 受動的な視聴者が多い(売上につながりにくい)
- 公開後の内容修正がほぼ不可能
YouTubeでは「この動画は再生回数が伸びるかどうか」が、わりと早い段階でわかります。この点は、SEOで様子を見るブログと異なるところ。結果がすぐに出るので、次の動画で改善するなど、PDCAを回しやすくなります。
管理が楽なのもメリットの1つ。自分でサーバーを借りる必要がなく、プラットフォームのメンテナンスは、YouTube運営側が行います。
もし、動画編集スキルを身に着けてYouTubeに挑戦したい方がいれば、以下の記事も参考にしてみてください。
>>【最速】動画編集スキルは1ヶ月で習得可能!編集者として稼ぐステップも紹介
一方で、本記事内の「収益化の仕組み」でも触れましたが、マネタイズするにはチャンネル登録者数1,000人が必須。達成までに時間がかかるため、すぐに稼ぎたい人には向いていません。
また、スマホ1つで撮影可能とは言え、本格的にやるなら、ある程度のコストやリソースがかかります。結果を出しているYouTuberは、カメラやマイクの性能にもこだわる人がほとんど。
視聴者を飽きさせないような動画編集スキルも必要なので、少しハードルが高い一面もあります。
ブログのメリット・デメリット
- 収益化の審査合格が比較的簡単
- 初期費用や維持費が安い
- 内容の修正・リライトが可能
- 検索からの流入が多い
- 悩みの深い読者が多い(売上につながりやすい)
- SEOの内部対策をしやすい
- SEOの結果が出るまでに時間がかかる
- Googleのアルゴリズム変動の影響を受ける
- アフィリエイト案件の終了の可能性がある
ブログはアフィリエイトの提携審査が通りやすく、YouTubeよりも早く収益化を始められます。かかる費用も、サーバー代とドメイン代で月額1,000円程度。低リスクで運営が可能です。
さらに、ブログには自ら検索してたどり着くユーザーが多いのが特徴。悩みの解決になる提案をすれば、コンバージョン(成約)しやすいのがメリットです。この点は、受動的な視聴者が多いYouTubeとは異なるところ。
サイトマップや関連記事で回遊できるようにし、SEOの内部対策をできるのもブログの良さです。上位表示されるまでに数か月かかることもありますが、地道に続けていきましょう。
一方で、Googleの順位変動や、アフィリエイト案件の終了に収益を左右されるのがデメリット。ただ、ブログはリライトが可能なので、そのときのSEOに合わせて追記するなど、様々な対策を打てます。また、アフィリエイト広告の一括管理なども可能です。
【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説
【結論】おすすめはYouTubeとブログの二刀流
- 収入源を分けることで安定しやすい
- 流入元が増えて閲覧数アップにつながる
- 異なる層のユーザーを取り込める
- 再利用することでコンテンツ数が2倍に
YouTubeとブログは両方やることで、PVや再生回数アップを狙えます。結果的に稼ぎやすくなる上、リスクも分散できて安定しやすいです。
どっちを先に始めるか迷ったら、以下の内容で判断し、好きな方から始めてもOKです。
- 発信内容がYouTubeとブログのどちら向きか
- それぞれのメリット・デメリット
YouTubeもブログも、成果が出るまでには時間がかかるので、大事なのは継続すること。やってみて、自分に合う方を軌道に乗せていきましょう!
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【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説
▼WordPressの始め方はこちら▼ 【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説