本記事では、WordPress対応の無料レンタルサーバーや選び方、注意点などを解説します。
一言で無料のレンタルサーバーといっても、さまざまなサービスが存在します。
無料のレンタルサーバーなら、コストを抑えてブログやWebサイトの運営が可能です。
しかし、WordPressのインストールの可否やサーバーの性能など、複数の注意点も存在します。
注意点や選び方、向いている人の特徴を踏まえ「無料サーバーを活用すべきか」や「自分に合ったサーバーはどれか」を判断してください。
目次
WordPress対応の無料レンタルサーバーの選び方
WordPress対応の無料レンタルサーバーを選ぶ際は、以下の7つのポイントに着目しましょう。
- サーバーのスペック
- WordPressのインストールの可否
- 独自ドメインの設定の可否
- 商用利用の可否
- 広告表示の有無
- 機能・サポート体制
- 運営者の実績・口コミ
サーバーのスペック
無料のレンタルサーバーを選ぶ際は、以下のようなスペックを確認しましょう。
スペック名 | 内容 |
---|---|
ストレージ | データを保存できる容量・保存する場所 →ストレージが大きいほど、大容量のデータを保存可能 |
メモリ | データを一時的に保存する領域 →メモリが大容量であるほど、一度に多くの情報やアクセスを処理可能 |
CPU | 情報の処理を行う領域 →高性能なCPUであるほど、サーバーの処理速度が向上 |
転送量 | サーバーからユーザーの端末に送信できるデータの合計量 →転送量が多いほど、アクセスが増加しても遅延なくWebサイトを表示可能 |
マルチドメイン | ドメインを何個まで管理できるか →マルチドメイン対応であれば、複数のWordPressサイトを運用可能 |
ただ、無料レンタルサーバーの場合、メモリやCPUなどの詳細なスペックを公開しているケースは多くありません。
公開されている場合は判断材料の一つになりますが、基本はストレージ容量の大きさがスペック面でのサーバー選びの軸となるでしょう。
小規模なWordPressブログを運営する場合、10GBのストレージ容量が一つの目安です。
WordPressのインストールの可否
無料のレンタルサーバーでWordPressブログを開設する場合、必ずWordPressインストールの可否を確認しましょう。
なかには、WordPressをインストールできない無料レンタルサーバーも存在します。
WordPressのインストールに対応していないと、当然WordPressブログは開設できません。
なお、本記事で紹介している無料のレンタルサーバーは、すべてWordPressのインストールが可能なので、ご安心ください。
独自ドメインの設定の可否
独自ドメインとは、一言で説明すると「自分専用のURLとなる文字列」です。
本サイトでいえば「colorfulbox.jp」が該当します。
一方で、複数のユーザーがURLの一部を共有しているドメインを「共有ドメイン」といいます。
例えば、無料ブログサービス「アメブロ」のURLは「https://ameblo.jp/◯◯◯/」です。
〇〇〇は自由に設定できますが、ameblo.jpというドメインはユーザーが共有します。
WordPressに独自ドメインを設定する主なメリットは、以下の通りです。
- SEOで有利
- サーバー移転をしやすい
- メールアドレスの信頼度が増す
SEOとは、Googleの検索結果に表示されるページの順位を決めるアルゴリズムです。
SEOで有利なら、ユーザーの検索結果にブログが表示されやすくなり、アクセス数の増加に繋がります。
また、ブログを移行しても同じドメインを使い続けられ、サービス終了などでブログが削除されるリスクもありません。
さらに、独自ドメインはメールアドレスの@以下に設定可能なので、メールの送受信における信頼性も向上します。
ドメインの基礎知識や、独自ドメインがSEOで有利な理由などは「ドメインって結局なに?初心者の方にもわかりやすく解説!」で紹介しています。
独自ドメインを設定できない無料レンタルサーバーの場合、共有ドメインでWordPressブログを運営することになるため要注意です。
商用利用の可否
無料のレンタルサーバーのなかには、商用利用を禁止しているケースがあります。
商用利用とは、以下のようにブログをビジネスに用いることです。
- アフィリエイト・Googleアドセンスでの収益化
- オンラインショップの開設
- 企業のホームページとして開設
- ブログ上で自社商品を紹介 など
商用利用が禁止されているレンタルサーバーをビジネスに利用すると、規約違反となり、アカウント停止やデータ削除のリスクが生じます。
当初は商用利用の予定がなくても、将来的に収益化したくなる可能性があるので、商用利用が認められている無料レンタルサーバーがおすすめです。
広告表示の有無
無料レンタルサーバーでは選択肢が限られますが、運営者側の広告が表示されないサービスがおすすめです。
WordPressブログに運営者側の広告が表示されない主なメリットは、以下の通りです。
- 掲載したい広告を自由な場所に載せられる
- 読者の集中力が途切れず、最後まで記事が読まれる可能性が高まる
- Webサイトの信頼性が高まる
本記事では、運営者側の広告が表示されないサービスも複数紹介しています。
機能・サポート体制
各無料サーバーで提供されている機能にも着目しましょう。
- SSL化:通信を暗号化して第三者の悪用を防ぐセキュリティ対策
- WordPress簡単セットアップ:WordPressを簡単にインストールできる機能
- 自動バックアップ:WordPressのデータを自動で保存する機能 など
機能が充実していれば、Web制作の知識がない初心者でも、快適にブログの開設・運営が可能です。
また、対応しているサポート体制も必ず確認しましょう。
- メール
- チャット
- 電話
- FAQ
- フォーラム など
24時間対応など、迅速にトラブルを解決できる環境であれば、万が一の事態が生じても機会損失や信頼性の低下を最小限に留められます。
運営者の実績・口コミ
無料サーバー運営者の実績や口コミが豊富なサービスがおすすめです。
断定はできませんが、運営者の実績が豊富であれば、サーバーの安定性やサポート体制に優れている可能性があります。
安心してサービスを利用できる要因にもなるでしょう。
一方で、運営者の実績が少ない場合、サービスの提供歴が浅い、もしくは利用者が少ない可能性があります。
以下のようなリスクが生じるため要注意です。
- サービスが突然終了
- サーバーが不安定
各サービスの公式サイトはもちろん、SNSや口コミサイトも利用して、実際の利用者の声を確認しましょう。
WordPress対応の無料レンタルサーバーおすすめ7選【広告なし有】
WordPressに対応しているおすすめの無料サーバーは以下の7つです。
- tadaサーバー(タダサーバー)
- XREA FREE(エクスリア フリー)
- シンフリーサーバー
- スターレンタルサーバー
- InfinityFree
- Google Cloud ウェブ ホスティング
- WordPress.com
tadaサーバー(タダサーバー)
「tadaサーバー」は、2024年2月にカラフルボックスが提供を開始した、新しい無料レンタルサーバーです。
広告が表示されず、手軽にWordPressサイトを開設できます。
ストレージは5GBと十分な容量があり、無料ながらも独自ドメインの設定が可能なため、ブランド価値の高いサイト運営が可能です。
さらに、独自ドメインのメールアドレスも利用できるため、ビジネス用途にも適しています。
なお、tadaサーバーを利用するには、独自ドメインの購入・移管・持ち込みのいずれかが必要です。
また、サポートは提供されていないため、中級者から上級者向けのサービスとなっています。
サービス名 | tadaサーバー(タダサーバー) |
---|---|
ストレージ | 5GB(SSD) |
転送量 | 600GB/日 |
マルチドメイン設定 | 不可 |
WordPressのインストール | 可能 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示無し |
自動バックアップ機能 | 非搭載 |
サポート体制 | 無し |
XREA(エクスリア)
「XREA」は、GMOデジロック株式会社が運営するレンタルサーバーで、無料プラン(XREA FREE)が提供されています。
広告は表示されますが、ストレージ容量10GBと、十分に小規模なブログを運営可能なスペックを有しています。
また、自動バックアップ機能搭載やチャットサポート対応など、充実したサービスを受けられる点も魅力です。
無料プランでスペックが不足した場合、上位プランの「XREA Plus」に移行できます。
サービス名 | XREA(エクスリア) |
---|---|
ストレージ | 10GB(SSD) |
転送量 | 5GB/日 |
マルチドメイン設定 | 可能 |
WordPressのインストール | 可能 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示あり |
自動バックアップ機能 | 搭載 |
サポート体制 | メール チャット |
シンフリーサーバー
「シンフリーサーバー」は、大手ホスティングサービス「エックスサーバー」と同じ会社が運営している無料のレンタルサーバーです。
ストレージ10GB、転送量900GB、広告表示なしと有料級のスペックを活用してWordPressブログを運営できます。
スペックが不足した際は、上位プランの「シンフリーサーバープラス」へ移行可能です。
ただし、サポートを受けられるのは、上位プラン「シンレンタルサーバー」のみです。
トラブル時に自己解決できる中〜上級者に特におすすめとなります。
新規ユーザーは、有料の「シンフリーサーバープラス」から利用可能です。
サービス名 | シンフリーサーバー |
---|---|
ストレージ | 10GB |
転送量 | 900GB/日 |
マルチドメイン設定 | 可能 |
WordPressのインストール | 可能 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示なし |
自動バックアップ機能 | 搭載 |
サポート体制 | 非対応 |
スターレンタルサーバー
「スターサーバー」は、スターサーバーのリニューアルと同時に提供される無料サーバーです。
スターサーバーフリーの後継サービスとしての立ち位置となります。
運営者側の広告が表示されず、WordPressかんたんインストール機能も搭載されています。
ただし、ストレージ容量が3GBと少なめなので、上位プランへのアップグレードを視野に入れてWordPressブログを開設する方におすすめです。
WordPress対応の無料サーバーとして人気があった「スターサーバーフリー」は、2025年2月現在、新規申込みが停止されており、サービス自体も2025年3月に終了となります。
スターレンタルサーバーと名称が似ているため注意しましょう。
サービス名 | スターレンタルサーバー |
---|---|
ストレージ | 3GB |
転送量 | – |
マルチドメイン設定 | 可能 |
WordPressのインストール | 可能 ※かんたんインストール機能搭載 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | – |
広告表示 | 表示なし |
自動バックアップ機能 | 非搭載 |
サポート体制 | 非対応 |
InfinityFree
「InfinityFree」は、イギリスのホスティングサービス事業者「iFastNet」が提供する無料レンタルサーバーです。
広告表示はなく、WordPressを含む400以上のアプリケーションを簡単にインストールできる機能も搭載されています。
ただし、自動バックアップ機能は搭載しておらず、サポートも非対応です。
公式サイトも英語で制作されているので、Web制作の知識がある中〜上級者向けのサービスといえます。
サービス名 | InfinityFree |
---|---|
ストレージ | 5GB |
転送量 | 無制限 |
マルチドメイン設定 | 可能 |
WordPressのインストール | 可能 ※簡単インストーラー搭載 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示なし |
自動バックアップ機能 | 非搭載 |
サポート体制 | 非対応 |
Google Cloud ウェブ ホスティング
「Google Cloud ウェブ ホスティング」は、Googleが提供しているホスティングサービスです。
プロダクトに応じた無料枠を利用でき、超える部分は従量課金制となります。
また、Google Cloudのサービスを活用すれば、セキュリティ対策やバックアップなどを柔軟に行えます。
ただし、無料枠ではサポートが提供されておらず、Web制作の専門知識が必要となるので、中〜上級者向けのホスティングサービスといえるでしょう。
サービス名 | Google Cloud ウェブ ホスティング |
---|---|
ストレージ | 30GB(Compute Engineの無料枠の例) |
転送量 | 10GB/月 |
マルチドメイン設定 | 可能 |
WordPressのインストール | 可能 |
独自ドメイン設定 | 可能 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示なし |
自動バックアップ機能 | 搭載 |
サポート体制 | 非対応 |
WordPress.com
「WordPress.com」は、WordPressが提供する無料ブログサービスです。
厳密には無料サーバーではありませんが、無料プラン内でWordPressを使ったブログを運営できます。
ただし、ストレージ容量が1GBと少なく、一般的なWordPressよりもデザインのカスタマイズ性や機能の拡張性にも乏しいです。
手軽に始めやすい点はメリットですが、本格的にブログを運営したい方は、一般的なWordPressがおすすめです。
サービス名 | WordPress.com |
---|---|
ストレージ | 1GB |
転送量 | – |
マルチドメイン設定 | 不可 |
WordPressのインストール | 可能 |
独自ドメイン設定 | 不可 |
商用利用 | 可能 |
広告表示 | 表示あり |
自動バックアップ機能 | 非搭載 |
サポート体制 | 非対応 |
WordPress対応の無料レンタルサーバーの注意点
WordPress対応の無料のレンタルサーバーには、以下のような注意点があります。
- 運営者側の広告が表示される可能性がある
- サーバーが低スペックな傾向にある
- サーバーが不安定な可能性がある
- サポート体制や機能が不十分な傾向がある
- サービス終了のリスクがある
- 独自ドメインを設定できない可能性がある
- 独自ドメインの取得にコストがかかる可能性がある
運営者側の広告が表示される可能性がある
無料のレンタルサーバーでは、運営者側の広告が表示される可能性があります。
ホスティングサービス事業者が無料サーバーを提供する目的は、大きく以下の2つであるためです。
- 自社の上位プランを契約してもらうためのマーケティング戦略
- 広告収入で利益を得ている
自身のWordPressサイトに運営側の広告が表示されると、以下のデメリットが生じます。
- 掲載したい広告を自由に載せられない可能性がある
- 読者の集中力が途切れる可能性がある
- 読者が運営者側の広告をクリックして記事を離脱する可能性がある
- Webサイトの信頼性が低下する可能性がある
結果として、集客数や収益が低下する可能性があります。
収益化や集客が目的の場合、運営者側の広告が表示されるサーバーは不向きといえるでしょう。
サーバーが低スペックな傾向にある
無料サーバーは有料サーバーと比較して、スペックが低い傾向があります。
具体例をいくつか紹介します。
問題点 | 影響 |
---|---|
ストレージ容量が少ない | 十分な量のデータをアップロードできず、大規模なWebサイトを制作できない可能性がある |
転送量が少ない | 転送量を超えるアクセスがあった際に、表示速度が著しく低下する可能性がある |
メモリが少ない | 複数の処理やアクセスを処理できない可能性がある |
ストレージやCPUの性能が低い | ブログの表示速度が低下する可能性がある |
結果としてユーザー体験が低下し、集客や収益化が上手くいかない原因となるので要注意です。
サーバーが不安定な可能性がある
無料レンタルサーバーは、有料サーバーと比較してサーバーが不安定な可能性があります。
具体的には、大量のアクセスが集中するとサーバーに負荷がかかり、Webサイトの表示速度の低下やサーバーダウンを招く可能性があります。
自身のWebサイトに過失がなくても、他の利用者の影響でサーバーに負荷がかかる可能性があり、機会損失や信頼の低下に繋がるおそれがあるので要注意です。
また、アクセス数が多く負荷が高いWebサイトは、サーバー運営者によって制限が設けられる可能性もあるでしょう。
サポート体制や機能が不十分な傾向がある
無料のレンタルサーバーは、サポート体制や機能が不十分な可能性があります。
例えば、チャットや電話サポートは有料プランに限定しているホスティングサービスが多くあります。
また、自動バックアップなどの機能が制限されているケースも多いです。
トラブルを自己解決したり、手動でバックアップを取る知識が必要となり、初心者にとってスムーズにWordPressサイトを立ち上げられない原因となります。
サービス終了のリスクがある
無料のレンタルサーバーには、サービス終了のリスクが存在します。
実際に、以下のような無料レンタルサーバーのサービスが終了した例があります。
- スターサーバーフリー
- エックスフリー
- SiteMix
サーバーのサービスが終了すると、他のサーバーへの移転手続きが必要です。
手間がかかるため、本格的にWordPressブログを始めたい場合は、運営基盤が安定した有料サーバーの方が適しているでしょう。
独自ドメインを設定できない可能性がある
先述した通り、無料のレンタルサーバーでは独自ドメインを設定できない可能性があります。
独自ドメインを設定できない最大のデメリットは、SEO対策で不利になる点です。
URLの一部が共通する「共有ドメイン」のページは、同一の検索結果に2つ程度しか表示されません。
同じドメインのユーザー同士で競争が発生し、上位表示の難易度が高まります。
また、GoogleはWebサイトの評価をドメインごとに行います。
共有ドメインの場合、自分のブログにSEO対策を施しても、ドメイン内に大量に存在するWebサイトの一つが改善されたにすぎません。
独自ドメインと比較して、SEO対策の効果を得にくい可能性があります。
SEO対策が不十分だと、自分のブログが検索結果に表示されず、PV数が伸びない原因となるので要注意です。
独自ドメインの取得にコストがかかる可能性がある
無料のレンタルサーバーを利用しても、独自ドメインの取得・維持にコストがかかる可能性があります。
年間数百円から数千円のコストがかかるので、共有ドメインを使わない限り、完全無料でWordPressを始めることは難しいです。
そこで、独自ドメインでWordPressを始めたい方は、ドメイン無料サービスを提供しているレンタルサーバーの活用がおすすめです。
例えば、レンタルサーバーカラフルボックスでは、BOX2〜8プランを12ヶ月以上で契約すると、ドメインの取得費・維持費が永久無料になるサービスを提供しています。
当然、無料サーバーよりも高性能な環境でWordPressブログを運営可能なので、集客数や収益の増加に繋がるでしょう。
無料サーバーでのWordPressブログの運営が向いている人・向いていない人
ここまで解説した通り、無料のレンタルサーバーにはいくつかの注意点があり、向いている人・向いていない人が存在します。
以下では、無料サーバーでのWordPressブログの運営が向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
無料サーバーでのWordPressブログの運営が向いている人
以下のような用途・目的の方は、無料サーバーでのWordPressブログ運営が向いている可能性が高いです。
- 日記・趣味ブログの運営
- Web制作の勉強
- テスト環境の構築
このような目的であれば、無料レンタルサーバーのデメリットを受けにくく、コストを抑えてWordPressブログを運営可能です。
無料サーバーでのWordPressブログの運営が向いていない人
一方で、以下のような用途・目的の方は、無料サーバーでのWordPressブログ運営が向いていない可能性があります。
- コーポレートサイトの開設
- アフィリエイト・Googleアドセンスでの収益化
- ECサイトの開設
無料レンタルサーバーは、スペックが低い傾向にあり、広告の表示や独自ドメインの設定などの制約が多いです。
集客数や収益が低下するリスクが生じるので、有料のレンタルサーバーの活用を検討しましょう。
WordPress対応の無料レンタルサーバーに関するよくある質問
ここでは、WordPress対応の無料レンタルサーバーに関するよくある質問に回答します。
- 無料のレンタルサーバーで開設したWordPressブログは収益化できる?
- 無料のレンタルサーバーから有料サーバーに移行できる?
- WordPressを利用可能な無料ブログサービスは?
- 独自ドメインを無料で取得するのは無理?
- SSLに対応している無料のレンタルサーバーはある?
無料のレンタルサーバーで開設したWordPressブログは収益化できる?
無料のレンタルサーバーであっても、商用利用が認められていれば収益化が可能です。
収益化の方法には、以下のようなものがあります。
- アフィリエイト
- Googleアドセンス
- ECサイトの開設
しかし、無料のレンタルサーバーは、以下のような理由から収益化には適していません。
- スペックが低い傾向がある
- 運営側の広告が表示される可能性がある
- 独自ドメインを使用できない可能性がある
上記でも触れた通り、収益化を目指す場合は有料のレンタルサーバーがおすすめです。
▼Googleアドセンスでの収益化についてはこちら!▼
Googleアドセンスの収益化のやり方とは?平均収入や稼ぐコツも解説【儲からないは嘘】
無料のレンタルサーバーから有料サーバーに移行できる?
無料レンタルサーバーから有料サーバーへの移行は可能です。
方法は大きく以下の2つです。
- 有料のレンタルサーバーへ移行(引っ越し)
- 有料プランへアップグレード
通常、有料プランへのアップグレードの方が、手間なく高性能なサーバーに移行できます。
無料のレンタルサーバーを選ぶ段階から、将来的な移行を視野に入れることをおすすめします。
WordPressブログの移行については「【自己流は危険】ブログを安全に引っ越しする3つの方法!おすすめの移転代行サービス5選」をご覧ください。
WordPressを利用可能な無料ブログサービスは?
WordPressを利用可能な代表的な無料ブログサービスは以下の通りです。
レンタルサーバーではなく、無料ブログを活用する大きなメリットは、手軽にブログを開設できる点です。
しかし、一般的なWordPressブログよりもデザインのカスタマイズ制や機能の拡張性が低いので、メリット・デメリットを踏まえて選択しましょう。
▼おすすめの無料ブログサービスについてはこちら!▼
無料ブログサービスおすすめ15選!特徴や選び方を徹底解説
独自ドメインを無料で取得するのは無理?
基本的に、独自ドメインは有料で取得する必要があります。
しかし、レンタルサーバーのなかには、サーバー契約の特典として独自ドメインが無料になるサービスもあります。
例えば、弊社カラフルボックスでは、BOX2〜8を12ヶ月以上契約した方を対象に、独自ドメインが永久無料になるサービスを提供しています。
WordPressブログを開設する際は、サーバー費用だけでなく独自ドメインを含めた総合的なコストを考慮しましょう。
SSLに対応している無料のレンタルサーバーはある?
SSLに対応している代表的な無料のレンタルサーバーを紹介します。
SSLについては「【サイト初心者向け】SSLってなんだろう?あなたにピッタリのSSL証明書は?」で解説しています。
まとめ:レンタルサーバーなら「カラフルボックス」がおすすめ!
本記事では、WordPress対応の無料レンタルサーバーおすすめ7選や選び方、注意点などを解説しました。
以下のような目的の方は、無料のレンタルサーバーが有力な選択肢となります。
- 日記・趣味ブログの運営
- Web制作の勉強
- テスト環境の構築 など
しかし、ビジネス利用や収益化が目的の場合、サーバーのスペックや安定性、運営者側の広告表示などが原因で、効率的なWebサイト運営ができない可能性があります。
利用目的を踏まえ、無料のレンタルサーバーを利用すべきかや、自分に合ったサービスを判断しましょう。
また、コストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーをお探しの場合、弊社カラフルボックスがおすすめです。
カラフルボックスであれば、クーポン利用時に月額484円〜で利用を開始でき、BOX2〜8プランの申込みで独自ドメインも永久無料となります。
さらに、Webサイトを高速に表示可能なWebサーバー「LiteSpeed」や、Web制作初心者でも簡単にWordPressブログを開設できる「快速セットアップ」も搭載しています。
現在ご提供中の割引クーポン(2025年3月時点)を利用すると、月額1,320円が <60%OFF> の月額528円(税込)の割引料金になるので、ぜひチェックしてみてください。 ▼WordPressの始め方はこちら▼