ブログの始め方から
収益化までを徹底解説

 

Googleアドセンスの収益化のやり方とは?平均収入や稼ぐコツも解説【儲からないは嘘】

Googleアドセンスの収益化のやり方「平均収入や稼ぐコツ」「儲からないは嘘」

本記事では、Googleアドセンスの収益化のやり方や平均収入、稼ぐためのコツなどを解説します。

Googleアドセンスは広告のインプレッション(表示)のみで報酬が発生するので、ブログジャンルに関わらないおすすめの収益化の方法です。

広告管理も容易、かつアフィリエイトとの併用もできるので、積極的に活用を検討しましょう。

確認すべきデメリットやトラブルを防ぐための注意点も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Googleアドセンスとは

Googleアドセンスのファーストビュー

Googleアドセンスとは、Googleが提供しているコンテンツ連動型の広告プログラムです。

ブログやWebサイトに広告コードを貼ると、ユーザーが興味を持つ広告が自動表示されます。

そして、広告がユーザーに表示された回数 × 報酬単価をもとに、Webサイト運営者に報酬が発生します。

アフィリエイトとは異なり、表示する広告を自分で選ぶ必要はありません。

報酬発生のハードルも非常に低く、ブログ初心者や雑記ブログにもおすすめの稼ぎ方です。

さらに、アフィリエイトと併用可能で、広告の管理も簡単です。

実際に幅広いブロガーがGoogleアドセンスで収益化しています。

Googleアドセンスの収益化の仕組み

Googleアドセンスで収益が発生する仕組みは、大きく以下の通りです。

Googleアドセンスの仕組み
  1. ブログ運営者がWebサイト内に広告枠を設定(コードの挿入)
  2. 広告主がGoogleに広告を出稿
  3. Googleが各ブログに広告を自動表示
  4. ユーザーがブログに掲載されている広告を表示
  5. ブログ運営者に報酬が発生
  6. 広告主がGoogleに広告費を支払う
  7. Googleがブログ運営者に報酬を支払う

アドセンスで表示される広告内容は、ユーザーのブラウザに保存されたCookieをもとに、自動で決定されます。

Cookie
Webサイトを訪問した際にユーザーのブラウザに保存される小さなテキストファイル。
閲覧履歴やログイン情報などが記録されます。

ブログ運営者が1つの広告コードを挿入するだけで、各ユーザー毎に適した広告が表示される仕組みです。

ブログ運営者が広告枠の設定を行うには、Googleの審査に通過しなければなりません。

また、Googleが広告主に報酬を支払う際は、最低支払金額である8,000円の収益を達成する必要があります。

2023年11月に報酬発生の条件を変更
以前はユーザーが広告をクリックした段階で報酬が発生していました。
しかし、2023年11月に業界で主流のインプレッション型に移行しています。
情報の更新が追い付いていないブログ記事では「クリックで報酬発生」と解説されているので注意しましょう。

アフィリエイトとの違い

アフィリエイトとは、ブログやWebサイトで紹介した商品が掲載した広告コード(URL)経由で購入や登録されると、報酬が発生する仕組みです。

Googleアドセンスとは異なり、商材の選定が必要で、ユーザーが以下のような行動を取らないと報酬が発生しません。

  • 商品の購入
  • サービスの登録
  • 資料請求 など

収益発生の難易度は高いですが、Googleアドセンスよりも報酬単価が高く設定されています。

各収益化の方法の違いを大きく紹介します。

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Googleアドセンス アフィリエイト
商品・広告の選定 不要(自動表示) 必要
収益化の難易度 比較的低い(広告の閲覧で発生) 比較的高い(特定の商品の購入・登録などで発生)
報酬単価 低い傾向がある(表示される広告によって異なる) 高い傾向にある(商品・サービスによって異なる)
収益の安定性 比較的安定している 変動が大きい
審査 アフィリエイトより難しい Googleアドセンスより簡単
ブログジャンルの自由度 規約の範囲内で自由に選べる 基本的に商品の関連ジャンル
運用の手間 比較的少ない 比較的多い

Googleアドセンスとアフィリエイトは併用可能です。

それぞれのデメリットを補えるので、収益を最大化したい場合は併用を検討しましょう。

Googleアドセンスで収益化した方の平均収入

Googleアドセンスの1PVあたりの平均収入は、0.3円程度といわれています。

広告ジャンルや配置方法などによって変動しますが、通常1PVあたり0.2〜0.5円の間に収まります。

ブログの月間PV数に単価を乗じると、目安の報酬額を判断できます。

Googleアドセンスの月間収益額
月間PV数 × 1PVあたりの平均収入(0.2~0.5円)

平均単価から算出した月間PV数別の収入目安を紹介します。

ブログの月間PV数 月間収入額の目安
1,000PV 200~500円
5,000PV 1,000~2,500円
10,000PV 2,000~5,000円
50,000PV 10,000~25,000円
100,000PV 20,000~50,000円
500,000PV 100,000~250,000円
1,000,000PV 200,000~500,000円

ただし、以下のような要素によっては、1PVあたり0.1円、もしくは0.6円以上となるケースもあります。

  • ユーザーに表示される広告ジャンル
  • 広告掲載の位置
  • 広告掲載の量

高単価な広告が表示されるユーザーをターゲットに設定し、効率的に広告を配置できれば、より多くの収入を得られるでしょう。

Googleアドセンスで収益化する4つのメリット

Googleアドセンスによる収益化には、以下のメリットがあります。

Googleアドセンスのメリット
  • 収益化のハードルが低い
  • ブログジャンルに関わらず収益化できる
  • 広告の維持管理が簡単
  • 他のインプレッション型広告よりも単価が高い

各メリットを詳しく解説します。

収益化のハードルが低い

Googleアドセンスは、一度審査に通れば簡単に収益化できます。

広告のインプレッション(表示)のみで収益が生じるため、閲覧者側による商品購入などが必要なアフィリエイトよりも簡単に報酬を得られます。

また、ユーザーの興味に適した広告が自動表示されることから、特定の商品やサービスの訴求も不要です。

商品の紹介や訴求、広告管理に慣れていない初心者でも稼ぎやすいでしょう。

ブログジャンルに関わらず収益化できる

Googleアドセンスは、ブログジャンルに関わらず収益化しやすい点も魅力です。

ユーザーに適した広告が自動表示されるので、以下のようなブログジャンルでも収益化できます。

  • 雑記ブログ
  • 日記ブログ
  • アフィリエイト商材がないジャンル

一方、アフィリエイトでの収益化は、商品やサービスの関連ジャンルの記事を執筆しなければなりません。

例えば、クレジットカードを紹介する場合、金融系やビジネス系などのジャンルが求められるでしょう。

商品・サービスに縛られず、自由にブログを運営しながら収益化したい方におすすめです。

広告の維持管理が簡単

広告の維持管理が簡単な点もGoogleアドセンスのメリットです。

Googleアドセンスでは、記事内に広告コードを設置するだけで収益化の準備が完了します。

広告主が撤退しても自動で別の広告が表示されるので、定期的なメンテナンスの手間は最小限で済みます。

さらに、自動広告設定もあり、初心者でも広告の配置で悩む必要がありません。

一方でアフィリエイトの場合は、案件と広告コードが連動しており、定期的な見直しやメンテナンスが必要です。

記事数が増えるほど管理の手間が増加してしまうので要注意です。

他のインプレッション型広告よりも単価が高い

Googleアドセンスは、他インプレッション型の広告よりも報酬単価が高いです。

インプレッション型の広告プログラムは忍者AdMaxなどの広告配信サービスでも提供されています。

しかし、1PVあたりの単価はGoogleアドセンスの方が高額な傾向にあります。

忍者AdMaxなどの広告配信サービスのメリットは、比較的審査が簡単な点です。

しかし、インプレッション型の広告でしっかりと稼ぎたい場合は、Googleアドセンスがおすすめです。

Googleアドセンスで収益化する4つのデメリット

一方で、Googleアドセンスには以下のようなデメリット・注意点があります。

Googleアドセンスのデメリット
  • アフィリエイトより報酬単価が低い
  • 審査の難易度が高い
  • 収益受け取りの最低報酬額が高い
  • 独自ドメインが必要

それぞれを詳しく解説します。

アフィリエイトより報酬単価が低い

Googleアドセンスは、アフィリエイトよりも報酬単価が低いため要注意です。

先述した通り、Googleアドセンスの1PVあたりの単価は0.2〜0.5円程度に収まります。

しかし、アフィリエイトだと、戦略次第で1PVあたり1円以上の成果を出すことができます

ブログ収益を最大化したい場合は、アフィリエイトと併用しましょう。

審査の難易度が高い

Googleアドセンスは、収益化前の審査難易度が厳し目といわれています。

実際、Googleアドセンスの審査になかなか通過できない旨の報告も数多く見られます。

また、審査に落ちた原因も以下のように大まかにしか伝えてもらえません。

  • 有用性の低いコンテンツ
  • コンテンツが複製されているサイト
  • コンテンツの量が不十分なサイト
  • コンテンツポリシー違反
  • 操作がわかりにくいサイト

なので、自分でブログを分析・修正する必要があります。

Googleアドセンスの審査内容や通過するコツなどは「Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説」で紹介しているので、ぜひご覧ください。

Googleアドセンスの審査を通す 8つの合格ポイントをプロが解説【2024年版】Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説

収益受け取りの最低報酬額が高い

Googleアドセンスは、収益受け取りの最低報酬額が8,000円と高めに設定されています。

毎月8,000円を稼ぐには、PV単価0.3円と仮定して約27,000PVが必要です。

ブログ初心者が月間27,000PVを達成するのは簡単ではありません。

仮に月間5,000PVの場合、月間収益額は約1,500円となり、報酬が振り込まれるまで5~6ヶ月かかる計算になります。

なかなか報酬が振り込まれないとモチベーション低下に繋がるので注意しましょう。

独自ドメインが必要

Googleアドセンスの審査には、通常独自ドメインが必要です。

独自ドメインとは、簡単にいえば「自分専用のURL」を指します。

例えば、当サイトの独自ドメインは「colorfulbox.jp」です。

詳しくは「ドメインって結局なに?初心者の方にもわかりやすく解説!」をご覧ください。

ドメイン解説ドメインって結局なに?初心者の方にもわかりやすく解説!

アメブロなどの無料ブログで採用されている「共有ドメイン」では、Googleアドセンスの申請はできません。

無料ブログでも独自ドメインを設定できるサービスがありますが、通常有料プランへの加入を求められます。

Googleアドセンスで収益化したい方は、独自ドメインを自由に設定できるWordPressブログの利用が効果的でしょう。

WordPressについては「【初心者】WordPressとは?メリットや使い方をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。

WordPressとは?【初心者】WordPressとは?メリットや使い方をわかりやすく解説

Googleアドセンスの収益化の始め方・やり方5ステップ

Googleアドセンスの収益化の流れは、大きく以下の通りです。

STEP.1
ブログを開設
STEP.2
新規記事を10本程度投稿
STEP.3
Googleアドセンスの審査に申込み
STEP.4
アドセンス広告のコード取得・ブログへの設置
STEP.5
収益受け取りの手続き

各工程を詳しく解説します。

1. ブログを開設

最初に収益化を目指すブログを開設します。

Googleアドセンスの審査では、独自ドメインが必要です。

独自ドメインを自由に設定できるWordPressの活用がおすすめです。

WordPressブログの開設手順は大きく以下の通りです。

WordPressブログの開設手順
  1. レンタルサーバーの契約
  2. 独自ドメインの取得
  3. サーバーとドメインの紐付け
  4. WordPressのインストール
  5. SSL化

詳しくは「【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説」をご覧ください。

【超初心者向けに解説】WordPressブログの始め方【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説

また、簡単にWordPressブログを開設したい方は、レンタルサーバー「カラフルボックス」がイチオシです。

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さらに、煩わしいサーバーとドメインの紐付けやSSL化も自動で設定、Web制作の知識がない初心者でも簡単にWordPressブログを始められます。

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2. 新規記事を10本程度投稿

ブログの開設を終えたら、新規記事を10本程度投稿しましょう。

ブログ記事が投稿されていないと、Googleがサイトの内容を把握できず、審査に落ちてしまいます。

必要な記事数は明言されていませんが、10記事前後で合格した旨の声が多いです。

ただし、5記事で合格したや20〜30記事程度かかったの声もあるため、目安として考えてください。

また、記事の本数だけでなく、記事の品質も重要です。

Googleアドセンスの審査では「サイトの有用性が高いか」が重要視されます。

質の低い記事を投稿していても、審査には通過できません。

質の高い記事の書き方は「【保存版】ブログで成果を出すための書き方10個のコツ」をご覧ください。

【保存版】ブログで成果を出すための書き方10個のコツ

3. Googleアドセンスの審査に申込み

10本程度の記事を投稿したら、Googleアドセンスの審査に申込みます。

審査はGoogleアドセンスの公式サイトから申請します。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. Googleアカウントの作成
  2. 審査を受けたいブログの登録
  3. 個人情報の登録(住所 / 電話番号 など)
  4. アドセンスコードの取得・ヘッダーへの挿入

通常、審査は数日で完了しますが、2〜4週間程度かかる場合もあります。

詳しい申込み手順は「Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説」で解説しています。

Googleアドセンスの審査を通す 8つの合格ポイントをプロが解説【2024年版】Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説

4. アドセンス広告のコード取得・ブログへの設置

Googleアドセンスの審査に通過すると、広告コードの取得が可能となります。

アドセンスの管理画面からコードを取得し、ブログ記事へ貼り付けてください。

広告コードを設置すると、ユーザーに自動で広告が表示されるようになります。

Googleアドセンスのノウハウがない場合、まずは自動広告の設定がおすすめです。

報酬の発生状況は、アドセンスの管理画面から確認できます。

5. 収益受け取りの手続き

Googleアドセンスの報酬が8,000円を超えると、登録した銀行に振込みが行われます。

ただし、報酬を受け取る前に以下の手続きが必要です。

  1. 報酬が基準額(1,000円)に到達したら自宅住所に郵送されたPINを入力
  2. 収益が8,000円に到達したら銀行口座を登録
  3. 銀行口座に振込まれる25円以下のデポジットを確認・入力

上記作業が完了すると、アドセンスの報酬が銀行口座に振込まれるようになります。

振込みのタイミングは、報酬額が8,000円に到達した翌月の20〜25日前後です。

Googleアドセンスで稼ぐ4つのコツ

Googleアドセンスで安定して稼ぐには、以下の4つが重要となります。

Googleアドセンスで稼ぐコツ
  • 資産性のあるジャンルでブログを開設
  • PV数を増やす
  • 広告の設置数を増やす
  • PV単価を上げる

それぞれを詳しく解説します。

資産性のあるジャンルでブログを開設する

Googleアドセンスで収益化を図りたい方は、資産性のあるジャンルを選択しましょう。

資産性のあるジャンルとは、一言でいえば「将来的に長く読まれ続けるジャンル」です。

具体例には「遠い将来も変わることのない知識・ノウハウ記事」などが挙げられます。

Googleアドセンスでの収益化は報酬単価が低く、1記事あたりの報酬額には限界があります。

継続してPVを集められる記事を積み重ねていくことで、安定した収益を実現できるのです。

反対に芸能や流行関連の記事だと、一時的な爆発力はありますが、長期的にPVを集められる可能性は低いです。

アフィリエイトでは選択肢の一つとなりますが、アドセンスの収益化には不向きでしょう。

PV数を増やす

Googleアドセンスの収益化では、PV数に比例して報酬額が増加します。

ブログ運営においてPV数を増やす施策が最も力を入れるべきでしょう。

PV数を増やすために行うべき施策は、大きく以下の2つです。

  • 記事の投稿数を増やす
  • SEO対策で上位表示を獲得する

当然ですが、記事の投稿数を増やせばブログのPV数は増加します。

Googleアドセンスの収益化においては、いかにコツコツと記事の投稿を続けられるかが重要です。

また、記事を投稿しても検索結果の上位に表示されなければ、アクセスが減少し、PV数が伸びません。

SEO対策(記事を検索結果の上位に表示させるための施策)を施し、各記事のPV数向上を目指しましょう。

具体的な施策を紹介します。

  • サイト設計を行う(サイトマップの作成など)
  • コンテンツSEO(ブログ記事そのもののSEO対策)を講じる
  • 上位表示を目指せるキーワードを選定

SEO対策は、記事そのものだけでなく、Webサイト全体を考慮して実施する必要があります。

WEBサイト設計の手順とやり方 SEOに強いサイトを作るポイントを徹底解説!Webサイト設計の手順・やり方とは?SEOに強いサイトを作る7つのポイントを徹底解説!

SEOキーワード選定のやり方とは?設定の流れや無料ツールを初心者向けに解説

広告の設置数を増やすクリック率を上げる

Googleアドセンスは、広告のインプレッション数に応じて報酬が発生します。

つまり、広告の設置数を増やせば報酬額が増加する可能性があります。

ただし、過剰に広告を配置しすぎると、ユーザー体験が損なわれ、読者が記事を離脱してしまいます。

読者が記事を離脱してしまうと、アドセンス報酬が減るだけでなく、検索エンジンによるWebサイトそのものの評価が下がる要因になります。

広告の設置数を増やす際は、必ず自分で記事をチェックし「ユーザー体験が損なわれないか」を確認しましょう。

PV単価を上げる

Googleアドセンスの報酬単価は、表示される広告によって異なります。

報酬が高い広告が表示されやすいブログを制作すれば、効率的に収益を得られるでしょう。

一例を挙げると、金融関係の広告は報酬単価が高額な傾向にあります。

Googleアドセンスではユーザーが興味を持つ広告が自動表示されます。

つまり、金融関係のブログを運営してPVを集められれば、効率良くアドセンス報酬を増加させられるのです。

ただし、専門性の高いジャンルに参入しても、記事のクオリティが低いとPV数は伸びず、本末転倒です。

PV数やインプレッション数、報酬単価のバランスを鑑みてジャンルを選びましょう。

Googleアドセンスで収益化を行う際の3つの注意点

Googleアドセンスの収益化でトラブルを避けるためにも、以下の3つの注意点を確認してください。

  • 自己クリックをしない
  • アドセンス狩りの対策を行う
  • 禁止ジャンルを避ける

各要素を詳しく解説します。

自己クリックをしない

Googleアドセンスの運営において、広告の自己クリックは厳禁です。

自己クリックとは、文字通り自身のブログに表示された広告をクリックする行為です。

Googleアドセンスでは広告の自己クリックが禁止されており、繰り返すとアカウントが無効になる恐れがあります。

アカウントが無効になると、今後アドセンスで収益化できなくなるため絶対しないでください。

現在は広告のインプレッションだけで報酬が発生するので、できる限り自分のブログに表示された広告を自分で閲覧しない取り組みも大切です。

自分自身で広告を閲覧し、収益を発生させると、規約違反にあたる可能性があります。

記事の確認時は、WordPressの編集画面やシークレットウィンドウを活用しましょう。

アドセンス狩りの対策を行う

Googleアドセンスで収益化を目指す際は、アドセンス狩りの対策を行いましょう。

アドセンス狩りとは、広告を不正クリックしてアカウント停止に追い込む嫌がらせ行為です。

Googleアドセンスでは、他人への広告のクリック依頼が禁止されています。

不正クリックとみなされると、アカウントの停止・閉鎖の措置が下される可能性があります。

同一人物による繰り返しの広告クリックにより、本規定に接触していると判断されるケースがあるので注意しましょう。

アドセンス狩りの対策をいくつか紹介します。

  • 日々広告のクリック率を確認
  • クリックが増えた際にユーザーを特定・アクセス停止処置
  • Googleに無効なクリックを報告
  • WordPressプラグイン「Ad Invalid Click Protector」の導入 など

Ad Invalid Click Protectorの導入によって、同一ユーザーからの頻繁な広告クリックを検知・アクセス遮断ができます。

ただし、モバイル端末では動作しないため、基本的には日々クリック率を確認する対策がおすすめです。

禁止ジャンルを避ける

Googleアドセンスでは、以下のような禁止ジャンルが定められています。

  • アダルト
  • オンラインギャンブル
  • 暴力的なコンテンツ
  • タバコ・危険ドラッグ
  • アルコール販売
  • 処方医薬品の販売 など

これらのジャンルは、基本的に審査に通過しません。

また、審査通過後にこれらのコンテンツを投稿すると、アカウントを停止されるリスクがあります。

必ずアドセンスのポリシーで認められているかを確認しましょう。

参考:Google パブリッシャー向け制限コンテンツ – Google AdSense ヘルプ

Googleアドセンスの6つの広告種類

Googleアドセンスの広告の種類は、大きく以下の6つです。

Googleアドセンス広告の種類
  • ディスプレイ広告
  • インフィード広告
  • 記事内広告
  • Multiplex広告(関連コンテンツ広告)
  • 検索エンジン広告
  • 自動広告

それぞれを詳しく解説します。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Googleが最も推奨しているレスポンシブタイプの広告で、ユーザーのデバイスやページレイアウトに合わせてサイズが自動調整されます。

ディスプレイ広告は、大きく以下の3つから選択可能です。

  • スクエア(正方形)
  • 横長タイプ
  • 縦長タイプ

レスポンシブではなく、固定タイプの広告も選択できます。

しかし、現在は多様なデバイスでWeb閲覧されているので、基本的にはレスポンシブタイプの選択がおすすめです。

インフィード広告

インフィード広告とは「記事一覧」などの場所に配置できる広告です。

広告のデザインが自然に溶け込むため、違和感なく広告を掲載できます。

クリックされる角度が高い、重要な広告の種類の1つです。

Googleアドセンスでは、手動で広告の表示形式やデザインを設定できますが、以下のテンプレートも用意されています。

  • 上部に画像がある例
  • 横に画像がある例
  • 上部にタイトルがある例
  • テキストのみの例

記事内広告

記事内広告とは、記事の段落と段落の間に表示される広告です。

レイアウトやフォントはGoogleが自動調整を行います。

違和感なく記事内に広告を配置できる点が魅力です。

特に長文、かつ文字中心の記事で有効な広告の種類となります。

Multiplex広告

Multiplex広告の画像

Multiplex広告とは「関連記事」や「おすすめ記事」のようなデザインで、複数の広告が表示される広告の種類です。

記事の最後に配置するのが一般的です。

従来の「関連コンテンツ広告」では、「関連記事」や「おすすめ記事」内のブログ記事の中にアドセンス広告が表示されていました。

一方、Multiplex広告では自身のブログ記事は表示されず、すべてがアドセンス広告となります。

検索エンジン広告

検索エンジン広告とは、Webサイト内にGoogleの検索機能を設置し、遷移した検索結果の上部に広告が表示される形態です。

記事上部やサイドバーへの設置が一般的で、ユーザーは簡単に次の調べ物に移れます。

今まではブラウザの検索窓から次の調べ物に移っていたユーザーからも収益を得られる可能性があります。

ただし、検索エンジン広告は2022年5月17日より前に作成されたアカウントのみで利用可能です。

今からGoogleアドセンスを始める場合は利用できない点に留意してください。

参考:AdSense 検索エンジンをサイトに追加する – Google AdSense ヘルプ

自動広告

自動広告とは、ブログに表示される広告が自動で最適化される機能です。

Google側がページのレイアウトや文字数などを読み取り、最適な広告を表示します。

ディスプレイ広告やインフィード広告を含むすべての広告に対応しており、専門的な知識や手間なく設定が可能です。

しかし、ユーザーにとって邪魔になるなど、理想通りに設定されないケースもあるので注意が必要です。

Googleアドセンスの収益化に関するよくある質問

よくある質問の画像

ここからは、Googleアドセンスの収益化に関するよくある質問に回答します。

  • GoogleアドセンスとGoogle広告の違いは?
  • Googleアドセンスの審査に通過するコツは?
  • Googleアドセンスの審査に落ちた場合の対処法は?
  • スマホでGoogleアドセンスはできる?
  • YouTubeとブログのGoogleアドセンスは別もの?

GoogleアドセンスとGoogle広告の違いは?

Google広告とは、Googleの広告プログラムに広告を出稿するサービスです。

ユーザーが広告を閲覧・クリックしたら、Googleに広告料を支払います。

広告主がGoogle広告に出稿した広告が、Googleアドセンスで表示される構造です。

それぞれ以下のような方が利用します。

  • Google広告:自社の広告を掲載したい方
  • Googleアドセンス:他社の広告を表示して収益を得たい方

Googleアドセンスの審査に通過するコツは?

Googleアドセンスの審査に通過するコツは以下の8つです。

Googleアドセンス審査通過のコツ
  • 独自ドメインの使用
  • ポリシー違反をしない
  • プライバシーポリシーを入れる
  • 運営者情報・問い合わせ先を載せる
  • 一定数のコンテンツを用意
  • 質の高い記事を作成
  • アフィリエイトリンクを貼らない
  • 利便性の高いサイト制作を行う

すべてGoogleから公表されているわけではありませんが、審査に通過している方は上記ポイントを押さえたブログ運営を行っています。

詳しくは「Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説」をご覧ください。

Googleアドセンスの審査を通す 8つの合格ポイントをプロが解説【2024年版】Googleアドセンスの審査を通す8つの合格ポイントをプロが解説

Googleアドセンスの審査に落ちた場合の対処法は?

Googleアドセンスは何度でも審査に申請できます。

審査に落ちた場合は、ブログの内容を修正したうえで再度申請しましょう。

Googleアドセンスの審査に落ちると、以下のように理由が提示されます。

  • 有用性の低いコンテンツ
  • コンテンツが複製されているサイト
  • コンテンツの量が不十分なサイト
  • コンテンツポリシー違反
  • 操作がわかりにくいサイト

それぞれの理由に応じた対応をしましょう。

例えば、コンテンツの量が不十分な場合、記事を投稿・加筆する対策が適切です。

他にも「コンテンツポリシー違反」であれば、一度コンテンツポリシーに目を通し、違反している内容を見つけてください。

ただし、「有用性の低いコンテンツ」については非常に抽象的で、具体的な理由がわからない場合が多いです。

基本的には以下の2つの対策を講じるしかありません。

  • 質の高いコンテンツを投稿し続ける
  • 質の低いコンテンツを削除する

また、審査に落ちた直後に再申請するのではなく、1週間程度空けて再申請すべきという見解もあります。

スマホでGoogleアドセンスはできる?

Googleアドセンスはスマホでも申請・運用が可能です。

WordPressブログもスマホで運営できるので、理論的にはスマホ1台で収益化を目指せます。

しかし、スマホ1台でブログ記事を作成・投稿するのは手間がかかり、非効率的です。

作業効率を考えると、スマホでの記事作成は外出先やスキマ時間に留め、パソコンを主としての作業がおすすめです。

WordPressをスマホで始める方法は「【初心者向け】スマホでのWordPressブログの始め方を超わかりやすく解説!」で解説しています。

スマホでのWordPressブログの始め方 初心者向けに解説【初心者向け】スマホでのWordPressブログの始め方を超わかりやすく解説!

YouTubeとブログのGoogleアドセンスは別もの?

YouTubeの収益化プログラム「パートナープログラム」は、Googleアドセンスとは異なるサービスです。

パートナープログラムを一言でいえば、YouTubeの動画広告を管理するサービスです。

YouTubeで収益化を図る場合は、パートナープログラムへの登録が必須です。

ただし、パートナープログラムで発生した報酬はGoogleアドセンス経由で支払われます。

そのため、活用にはGoogleアドセンスのアカウントも必要です。

まとめ:Googleアドセンスでブログを収益化しよう

本記事では、Googleアドセンスの概要や収益化のやり方、平均収入、効率的に収益を得るコツなどを解説しました。

Googleアドセンスは、アフィリエイトと比較して収益発生の条件が低く、ブログジャンルも選びません。

広告管理も簡単で、ブログを収益化したい初心者や、アフィリエイトと併用したい方などにもおすすめです。

しかし、Googleアドセンスの審査には独自ドメインが必要条件となります。

そして、収益性やデザイン性、機能の拡張性などを踏まえると、おすすめはWordPressブログです。

特に、レンタルサーバー「カラフルボックス」の「WordPress快速セットアップ」なら、サーバーの契約と独自ドメインの取得を同一の契約画面で行えます。

さらに、多くの初心者が躓くドメインとサーバーの紐付け作業やSSL化も自動設定してくれるので、スムーズにブログ開設が完了します。

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