ブログの始め方から
収益化までを徹底解説

 

【保存版】ブログのPVを増やす6つの施策!100万PVから学ぶアクセス数を伸ばすコツ

「PVってなに?どうやって調べるの?」

「PVと収入・記事数・期間の関係を教えて!」

「PVを増やしたい!どんなブログが伸びる?」

ブログが月間〇〇万PV達成しました!と聞いたことはありませんか?PVはアクセス数とほぼ同義で、客観的な数値であることから、ブログの実力や格を測るうえで参考にされています。

本記事では、ブログのPVに関する基本的な知識を解説した後、実際にPVを増やすための戦略について紹介していきます。特に、アクセスが伸びなくてお悩みの初心者ブロガーの方や、もっとPVを伸ばしたい脱初心者ブロガーの方は必見です。

ぜひ、本記事を参考に、ブログのPV増加を目指してみましょう。

   

絶対に知っておきたいPVの基礎知識

ブログのPVとは?

PV(Page View)はブログのページが表示された回数です。
ブラウザで1回でも表示されれば1PVとカウントされるので、同じユーザーがブログの別のページにジャンプした場合は、1人で2PV、3PV…と増えていきます。
つまり、PVとユーザー数は一致しないことを覚えておきましょう。

ここでは、PVと収入・記事数・期間の関係をそれぞれ詳しく紹介していきます。

【PVとブログ収益】
PV数はあくまで指標の1つ

月収300万円ブロガーのTsuzukiさんによるとブログの収入は、以下の式で計算できると言われています。

ブログ収入の計算式

収入= PV × 広告のクリック率(CTR) × 成約率(CVR) × 承認率 × 案件単価

つまり、ブログで収入を上げるためには、上述した4つの要素それぞれを改善することが大切です。具体的には、収入が低い原因は5つのうちどこなのか分析し、以下のような対策を取ると良いでしょう。

  • PV:検索上位にを狙える記事の執筆
  • クリック率:適切な場所に広告を配置、セールスライティングを磨く
  • 成約率:魅力的な商品を紹介する
  • 承認率:承認率が高い商品に変更
  • 案件単価:単価が高い商品に変更

もちろんケースバイケースなので

このように、PVはブログ収入を上げるためには必要な構成要素です。しかし、他の要素も複合的に絡み合っているので、PVを上げるだけではブログ収入を上げられないということを認識しておきましょう。

【PVと記事数の関係】
100記事書いてPVが伸びる人、伸びない人

PVを増やすには、ブログに記事を投稿することが必要です。

一般的には「100記事」を目安にするという教えがあります。統計的な事実はありませんが、ブロガーとしての肌感覚では「100記事」はあながち間違いではないと考えています。

なぜなら、執筆の過程でアクセスを伸ばすための実力がつくからです。具体的に言うと、以下の3つのメリットがあります。

  1. 文章力や継続力などブログを書く下地ができあがる
  2. 検索順位を伸ばすための施策をひと通り経験できる
  3. SEOに関する基本的な知識が身につく

勘違いして欲しくないのは「100記事書けばPVが伸びる」のではなく「100記事書くころにはPV数を伸ばす記事を書く実力がついてきている」というのが正しい表現です。

思考停止で00記事書いてもPVは伸びないので注意しましょう。

100記事書いて伸びる人・伸びない人の違いは「ブログを100記事書いて稼げる人と稼げない人の違いを解説」の記事で詳しく解説しています。

【PV数と期間の関係】
PV数を増やすには時間がかかる

ブログを始めたばかりのときはPV数を期待してはいけません。
検索エンジンが新しい記事を認識し、検索結果に表示するようになるまでに3ヶ月から半年のタイムラグが発生するからです。この期間は収入もアクセスも伸びないので、途中で挫折してしまうブロガーが非常に多い印象です。

ただし、今はソーシャルメディアの勢力が伸びているので、SNS経由で記事に誘導する方法もあります。新しい記事を投稿したら、SNSで告知してPVを増やすなど、モチベーションを維持していく工夫をしてみましょう。

アクセスが伸びなくてツライと感じている方は「ブログのアクセスゼロは当たり前?乗り越える5つの方法」の記事で対策を解説しています。

ブログのPVを増やすための記事執筆テクニック

ブログのPVを増やすための記事執筆テクニック

本章では、SEOの基礎知識に触れつつ、ブログの検索アクセス数を上げるための施策について解説します。

1. キーワードを意識する

記事を書くときには、必ず読者の検索キーワードを意識しましょう。「何を疑問に思っているのか」「何をしたくて検索しているのか」「どんな人が検索しそうか」など検索意図・想定読者に見当をつけてから構成するとよいでしょう。

より正確に読み取るには、以下のようなキーワードツールを活用します。

  • ラッコキーワード:キーワードとよく一緒に検索される単語を調べられる
  • UberSuggest:キーワードの検索ボリュームや価値を調べられる

また、SEOの観点から見ると、タイトルにキーワードを含めることが大切です。

2. 記事を書く

構成を作るときには、以下のように見出しタグを適切に使いましょう。

  • H1タグ:記事タイトルに使用。ページに一つだけ設定。
  • H2タグ:大見出し。記事内にはここから使う。
  • H3タグ:小見出し。大見出しの内容を細かく分けて説明したいときに使用。
  • H4タグ:さらに下の階層の見出しタグで、H6まである。

SEOの観点から、より細分化された見出しを設定するとき、階層がジャンプしないように注意してください。(例:H2の直下にH4をおくのはNG)

記事のボリュームは最低2,000文字を目指しましょう。ただし、記事のコピペは禁止です。著作権に違反するのはもちろん、Googleからの評価も下がってしまいますので、オリジナルでなければPVは見込めません。どうしても必要な場合は「参考」「引用」と出典を記載しましょう。

ブログ記事の書き方について詳しくは「読まれるブログ記事の書き方10個のコツ」の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

3 .キーワード順位を確認する

専用のツールを用いて、書いた記事の検索順位を記録しておきましょう。検索エンジンが記事を認識するまで、3ヶ月から半年程度タイムラグがあるので、注意が必要です。

検索順位チェックツールには、RankTrackerGRCがおすすめです。検索順位から見る記事の評価は以下のとおりです。参考にしてみてください。

検索順位から見る記事の評価
  • 10位以内:問題なし!検索結果1ページ目 に表示される
  • 20位以内:タイトルやリード文を見直せば、10位以内も見込める
  • それより下位:検索意図を読みきれていない。抜本的な記事のリライトが必要

これらの工程を繰り返して、ブログに良質なコンテンツを増やしましょう。

【中級者向け】PVを増やすためのアクセス解析術

PVを増やすためのアクセス解析術

定期的に記事をブログに投稿できると、検索流入が少しずつ増え始めます。さらにPVを伸ばすには、結果のフィードバックおよび改善が大切です。Googleから評価されている記事と評価されていない記事の違いを、詳しく分析しましょう。

本章では、アクセス解析に必要な3つのツールを紹介していきます。どれも無料で利用できるので、まだの方は今すぐ導入することをおすすめします。

1. グーグルアナリティクス(Google Analytics)

グーグルアナリティクス(Google Analytics)はWebページのアクセス解析ツールです。ブログ全体のPV、個別ページごとにのPV、ブログに訪れた人の属性などを確認できます。もちろん、無料です。

PVの改善には、個別ページごとのPVを分析することが大切です。集客に成功している記事を見つけられたら、その理由を考えます。

  • 「うまく読者のニーズを捉えられた」
  • 「同じキーワードの競合が少ない」
  • 「タイトルやリード文が上手にまとめられている」

など何が評価されたのか、自分なりに仮説を立てて、次の記事に活かしてみましょう。

また、グーグルアナリティクスでの分析はブログ収入の改善にも役立ちます。PVの多い記事は、アドセンス広告やアフィリエイトリンクをクリックしてくれる可能性も上がります。適切に広告を設置して、クリック率の改善に努めましょう。

グーグルアナリティクスを設定する方法は「GoogleアナリティクスをWordPressに設定する方法を3STEPで解説」の記事で詳しく解説しています。

2. サーチコンソール(Google Search Console)

サーチコンソール(Google Search Console)は、ページ情報や検索パフォーマンスを確認できるツールです。こちらも無料で利用できます。ブロガー界隈では「サチコ」と略されることもあります。

グーグルアナリティクスとサーチコンソールは同列で扱われることがありますが、目的が違うので両方とも活用するのが正解です。具体的には以下のような違いがあります。

  • グーグルアナリティクス:ページに訪れた後のユーザー行動を分析
  • サーチコンソール:検索エンジンでの表示などページに訪れる前のユーザー行動を分析

サーチコンソールを利用する主な目的は「記事が狙ったキーワードで上位表示されているか」を確認することです。「検索パフォーマンス」をクリックし、WebページのURLでソートすると、検索キーワードごとのデータが見れます。

サーチコンソールのデータの見方
  • クリック数:記事がクリックされた回数
  • 表示回数:記事が検索結果に表示された回数
  • CTR:1表示あたりの平均クリック数(クリック数÷表示回数)
  • 掲載順位:検索結果に表示されている平均検索順位

たとえば、表示数が多いのにCTRが低い記事はあと一歩です。タイトルや記事説明(ディスクリプション)を作り込むことで、検索結果からクリックされてPVが増えます。

また、狙っていない意外なキーワードから読者が流入していることもあります。その掘り出し物のキーワードをタイトルに含めたところ、検索順位が伸びた!という事例もありますので、記事をリライトする際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

サーチコンソールの設定方法は「Googleサーチコンソールに登録する方法と4つのおすすめ機能を徹底解説」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

3. Similar Web

Similar Web

Similar Webは、上述の2つのツールとは毛色が変わり、競合するブログの情報を調べてくれるツールです。「競合ブログがどういうキーワードでPVを集めているのか」「どのページで稼いでいるのか」の当たりがつきます。

調べたいブログのURLをコピーし、Similar Webで検索します。すると、競合ブログ内でPVを集めている上位の検索キーワードを表示してくれます。該当のページから収入が生まれていることが多いので、内部リンクの配置など記事の作り方を参考にしてみましょう。

全世界のWebページに対応していますが、PVが少ない場合は調査できない場合がありますので注意してください。

【事例研究】超有名ブログから学ぶ!PVを伸ばすために必要なこと

超有名ブログから学ぶ!PVを伸ばすために必要なこと

本章では、月間100万PVを超えるような超有名ブログから、PVを伸ばすためのエッセンスを抽出して紹介していきます。これから紹介するブログに共通するのは、読者をファン化し、リピーターを増やしたことです。

1人が同じ月のうちに何回も訪れてくれるようになるには、どういう戦略を取ればいいのでしょうか。真似すればいきなり100万PV!とはいきませんが、あなたのブログにも取り入れられる余地は大いにあります。

それでは、詳しく解説していきます!

1. マナブログ

マナブログ

マナブログはプログラミングやノマド生活について発信しているブログです。マナブログから見習うべきところは「継続力」です。毎日休まずブログを更新し続け、約3年で合計1,000本近い記事を執筆しています。

運営者のマナブさんによれば「ブログを書くのは歯磨きと一緒」とのこと。サボると気持ち悪いからやる!くらいまで習慣化し、質もさることながら、作業量で競合を圧倒しています。今では、ブログで培ったノウハウを転用し、YouTuberとして活躍しています。

2. イケハヤ大学

イケハヤ大学

旧ブログ「まだ東京で消耗してるの?」で一大ムーブメントを起こしたプロブロガーのイケハヤさんです。イケハヤ大学から学ぶべきは「トレンドに乗る」ことの重要性です。

イケハヤさんは新しいことにも臆せず飛び込み、とにかく行動が早いことで有名です。先行者利益を意識することにより、まだ見ぬ大きなビジネスチャンスを何度もモノにしてきました。

新しいサービスには競争相手が少ないので、ポジション取り次第ではアクセスが急増する可能性があります。世間の流行り廃りを素早く察知し、行動力で他者を圧倒しましょう。

3. マクリン

マクリン

マクリンはガジェットと家電のレビューブログです。マクリンから学ぶべきは「クオリティの高さ」です。多くの吹き出しを使った会話形式の構成や、読者目線に立った視認性の高いデザイン、画像をふんだんに挿入した詳しいレビューは、個人ブログとは思えない質の高さです。自身もアクセスが伸びた要因を「1つ1つの内容にこだわったから」と分析しています。

扱うジャンルもブログを伸ばすための戦略も三者三様ですが「継続する・トレンドに乗る・クオリティを上げる」というPV増加につながる考え方は心得ておいて損はありません。

ブログの書き方に迷ったら、先人たちのポートフォリオを覗いて参考にしてみましょう。

なお当記事で紹介したブログ以外にも「月間100万PVを達成したブログ15選!プロから学ぶ成功の秘訣を分析」の記事でたくさん紹介しているので、こちらもあわせてご覧ください。

▼WordPressの始め方はこちら▼ 【超初心者向けに解説】WordPressブログの始め方【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説
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