「何記事くらい書いたらブログで稼げるようになるんだろう」
「初心者が最初に書くべき記事数は?」
「そもそも記事数を増やすことに意味はあるの?」
ブログを始めたての頃は、どれくらい記事を書いたら稼げるのか気になりますよね。1記事書くのも大変なので、目標が欲しくなる気持ちはかなりわかります。
しかし、ブログの場合、具体的に書くべき記事数というのは決まっていません。記事数を積み上げれば必ず稼げるというわけではないからです。
この記事では
- 記事数にこだわるべきではない理由
- 記事数が少なくても稼げるブログの特徴
- 記事を多く執筆するメリット
を噛み砕いて紹介します!ブログで稼ぎたい方は、ぜひ参考にしてください!
【結論】ブログの記事数と収入は関係ない
結論から言うと、ブログに最適な記事数はありません。また、記事を多く書けば書くほど稼げるというわけでもないのです。
そのため、むやみやたらに記事数の目標を立てて量だけこなすのはおすすめしません。実際に30記事くらいでも10〜20万円稼いでいるサイトは存在します。
記事を更新するほど稼げるわけでも、アクセスを集められるわけでもないことをしっかり理解しましょう。
ブログは記事数より質を意識すべき2つの理由
ブログを執筆するときは、記事数より質を意識するべきです。ここでは、質が大事と言い切る2つの理由を解説します。
1. 読まれなければ記事に意味がない
記事をたくさん書いていても、読まれなければ意味がありません。
ブログで稼げるのは、検索で多くの人が訪れて、読んだ記事の広告から商品を買ってくれるから。そもそも読まれるものでなければ、記事数を増やしても収益源にはならないのです。
読まれるブログとは、読者の悩みを解決するものです。特に検索するユーザーは、何かしらの悩みを抱えていて、それを解決するために情報を求めています。
(例)検索ワードと読者の悩み
「クリスマスコスメ リップ」
=クリスマス限定コスメでリップが含まれているものが知りたい
「就活 スーツ」
=就活用のスーツの選び方やおすすめを知りたい
「WordPress 初期設定」
=WordPressの初期設定のやり方を知りたい
読者の悩みを解決しないと、検索から読まれるようにはなりません。結果、稼げるようにもならないのです。
2. 質が低い記事が多いとSEOでマイナスになる
質が低い記事ばかりの状態だと、このブログにはいい情報が集まっていないとGoogleにも判断されてしまいます。その結果、サイト全体の評価が下がる可能性も。
せっかく記事を書いているのに、そのせいでブログに悪影響を与えてしまっては本末転倒ですよね。
記事が多くても、価値がないコンテンツばかりなら逆効果になってしまいます。そのため、量を稼ぐよりも質の高い記事を作り込むほうが、よっぽど重要です。
記事数が少なくても稼げるブログの4つの特徴
記事数が少なくても、しっかり収益をとれるブログを作っている人もいます。ここでは、特徴を4つにまとめて紹介します。
- 読者を意識した記事を作成している
- 特化型のブログである
- キーワードの選び方がうまい
- 内部リンクをつないでいる
1. 読者を意識した記事を作成している
繰り返しになりますが、読者を意識した記事でなければ稼げません。読み手が何に悩んでいるかを考えた上で、解決する情報をブログに書いてあげましょう。
キーワードごとに、具体的にどのような悩みを持った人が検索しているのか深堀りして考えるのが第一歩。書くことが明確になりますよ!
自分がその日にあったことを綴る、いわゆる「日記ブログ」ではいつまでたっても検索から読まれるようにはなりません。悩みを解決することを常に意識して執筆しましょう。
日記ブログでは読まれない理由については「最近のGoogleは、同じ情報の記事ならば、より専門的なブログで書かれているものを優遇しています。このため、ジャンルを絞って上げるのは有効な手段です。
中でも、ターゲットをニッチに絞りこむのがおすすめ。たとえば、「スポーツ」に関するブログでは、書くことが無限にありますよね。さまざまな種目の話、道具の話など数多くのコンテンツが考えられます。
これを「サッカーの練習方法」に特化したブログにすれば、書くことはある程度限られてくるはず。さらに、練習方法を調べたければこのブログだな、と思ってもらえるので、評価も高まります。
3. キーワードの選び方がうまい
検索から読まれるためには、執筆するキーワードを先に決めることがとても大切です。というのも、ユーザーは検索窓に調べたい内容を表す言葉をいれて、情報を探すから。キーワードを意識することで、読者の悩みに合わせた記事を書くことが出来ます。
なかでも、ライバルが少ないジャンルやキーワードを選ぶと、記事数が少なくても稼げる可能性は上がります。競合が多いキーワードで上位を取ろうとする場合、複合キーワードでたくさんの記事を書かなければいけません。
記事数が少なくても稼げる場合は、
- 無駄なキーワードで記事を書いていない
- そもそも競合が少ないキーワードを狙っている
のどちらかです。
もちろん、稼げて競合が少ないキーワードではみんな記事を書きたいもの。いいキーワードを見つけるのは簡単ではありません。
4. 内部リンクをつないでいる
内部リンクとは、自分のブログ内で他の記事に誘導するリンクのこと。関連した記事同士をつなぐと、1回の訪問で多くのページを見られる可能性が高まります。
うまく内部リンクをつなぎ合うと、様々なメリットがあります。
- ブログの滞在時間が伸びて全体の評価が上がる
- クローラーが回遊しやすくなる
- 成約しやすい記事に誘導することができる
内部リンクから関連する記事をたくさん読んでもらえれば、それだけブログの滞在時間が伸びます。一つのサイトに長く滞在するということは、そのブログにいい情報が集まっているということ。結果、Googleからのサイト評価が上がりやすくなります。
内部リンクを貼ることでクローラーが回遊しやすくなるのもメリット。検索エンジンが一つの記事を見に来たときに、内部リンクをたどってほかの記事も見てくれるようになります。
さらに、内部リンクがあれば検索してくれた読者を、成約しやすい記事に誘導することも出来ます。
このように、SEOの手段としても、収益化を促すためにも、内部リンクは重要です。
ブログの記事数を増やすメリット
ここまで、ブログの記事数だけを追い求めるのは危険だという話をしてきました。しかし、記事を増やすことにもメリットはもちろんあります。具体的には以下の3つ。
- 難易度の高いキーワードで上位を取りやすくなる
- ブログを書くことに慣れる
- 読者に求められる記事の特徴がわかってくる
それぞれ解説します。
1. 難易度の高いキーワードで上位を取りやすくなる
競合が多いキーワードの場合、1記事で上位を取れることはほぼありません。勝負するためには、そのキーワードに関係するキーワードで良質な記事を集めることが必要です。
例
狙いたいキーワード
クレジットカード おすすめ
書いておくべき複合キーワード
- クレジットカード 審査
- クレジットカード 学生
- 楽天カード 評判
- エポスカード 特典
など
このように、競合が強いキーワードで上位を取るには、それに関連する記事をたくさん集めておく必要があります。ブログ全体を特定のジャンルに強くするために、記事数を増やすのは重要です。
2. ブログを書くことに慣れる
記事をたくさん書いていれば、徐々にブログを書くことになれていきます。書きなれてくれば、最初ほど悩まずスピーディに筆が進むようになりますよね。
さらに、記事の質自体も上がっていきます。わかりやすい文章が書けるようになったり、リサーチに慣れてより読者の悩みを解決できる記事が作れるようになったりするでしょう。
今活躍している人たちも、最初からいきなり高品質な記事を作れたわけではありません。たくさん書いたからこそ、徐々に上手くなっていったのです。
アクセスアップ方法としておすすめはできませんが、最初のうちは毎日更新を目指してみるのも一つの手。「【悲報】毎日更新はブログに逆効果!読まれるために本当に大切な5つポイント」で解説しているので、ぜひご覧ください。
20記事、30記事と書きすすめてから最初の記事を見直したら、直したいところが大量に見つかるはず。自分が上達したことに気づくでしょう。
3. 読者に求められる記事の特徴がわかってくる
たくさん書いてくると、アクセスのある記事やまったく読まれていないものが出てきます。また、クリックされたもののすぐに離脱されているコンテンツもあるかもしれません。
これらを分析することで、どんな記事ならば読まれるのかという特徴がわかってきます。結果、より良い記事を書くヒントも得られるでしょう。
なお、どの記事にアクセスがあるか、どの程度滞在されたかという情報は、Googleアナリティクスから無料で得ることが出来ます。簡単に設定できるので、ブログを解説したらすぐに導入するのがおすすめです。
Googleアナリティクスについては「【画像付き】GoogleアナリティクスをWordPressに設定する方法を3STEPで解説」の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
▼WordPressの始め方はこちら▼ 【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説