「ブログは100記事書いたら稼げるって本当?」
「とりあえず100記事書けって言われたけど、なんで?」
「100記事書いても稼げないんですけど…なんで…」
「ブログを始めるなら、まず100記事を目標にしましょう!」という話を聞いたことがある人も多いはず。とりあえずがむしゃらに書いているかもしれませんが、実はただ記事を量産するだけでは全く意味がありません!正直に言って時間の無駄です。
結論から言うと「100記事書いても稼げるとは限らない。しかし、100記事書くことがブログで稼ぐ上でのスタート地点である」が私が一番伝えたいことです。
この記事では、
- ブログを100記事書いても稼げない理由
- けど、それでも100記事書かないといけない理由
- 記事をたくさん書くメリット
- 継続のコツ
といった情報をお届けします!今まさに100記事目指してブログを書いている方は必見です!
【悲報】ブログを100記事書いても稼げません
結論から言うと、ブログを100記事書いても稼げるとは限りません。記事を多く書けば書くほど稼げるというわけでもないのです。
ズバリ、稼げるブログとは「検索から多く読まれるブログ」です。
検索から多くの読者を集め、広告につなげることで収益が得られます。知り合いにしか読まれないブログでは、月に100人に読まれるのが限界かもしれません。しかし、検索で読まれることで、月に100万回以上読まれるブログを作ることもできます。
検索から多く読まれるには、「読者の悩みを解決するブログ」を作ることが大切です。読者が知りたい情報をどこよりもわかりやすく届けることで人が集まり、結果的に稼げるようになります。
逆に言えば、読者の悩みを解決しない記事を100記事書いても、まったく意味がありません。だれにも読まれないブログでは、1,000記事書いても稼げないままです。
ブログ、アフィリエイトで稼げない人の特徴は「WWBLOG」の「【悲報】アフィリエイトは稼げないって本当?やめとけと言われる4つの理由や成功のコツとは」でも、詳しく語られています。
自分が当てはまっていないかチェックしましょう。
そのため、むやみやたらに記事数の目標を立てて、とりあえず100記事をこなすのはおすすめしません。しっかりと内容が詰まった読者に優しいブログを書き続けてはじめて稼げるということを、最初に頭に入れましょう。
しかし、それでもやはり100記事書くのは超大切なんです。その理由を次に説明します。
ブログを100記事書く3つのメリット
「100記事書いても稼げるとは限らないのに、なぜみんな100記事書くことを薦めるんだろう?」と疑問をもった方もいるでしょう。それには3つの理由があります。
- 数をこなすことで質の高い記事が書けるようになる
- ブログを書く習慣がつく
- クローラーが訪れやすくなる
1. 数をこなすことで質の高い記事が書けるようになる
先ほどから「質の高い記事」「読者の悩みを解決する記事」と言っていましたが、そのためには「たくさん書く」しかないんです。
「ブログは記事の質と量どっちが大切か?」という議論もありますが、その答えは「質が大切だが、質をあげるためには量をこなさないといけない」です。
つまり「まずは100記事!」が重要なのは「100記事書けば自動的にブログが読まれるようになる」のではなく「100記事も書けばある程度は質の高い記事を書けるようなスキルが身につく」という理由からなんです。
なので、裏を返せば無思考でただ数だけこなすように記事を書いても意味はありません。
記事を書いて「執筆→分析→改善」このサイクルをいかに分回せるかを常に意識して「考えながら100記事」を目標に頑張ってみましょう。
2. ブログを書く習慣がつく
記事をたくさん書いていれば、徐々にブログを書くことになれていきます。書き慣れてくれば、最初ほど悩まずスピーディに筆が進むようになりますよね。
さらに、記事の質自体も上がっていきます。わかりやすい文章が書けるようになったり、リサーチに慣れてより読者の悩みを解決できる記事が作れるようになったりするでしょう。
今活躍している人たちも、最初からいきなり高品質な記事を作れたわけではありません。たくさん書いたからこそ、徐々に上手くなっていったのです。
20記事、30記事と書きすすめてから最初の記事を見直したら、直したいところが大量に見つかるはず。自分が上達したことに気づくでしょう。
3. クローラーが訪れやすくなる
記事数が増えてくると、自分のブログに検索エンジンのクローラーが訪れやすくなります。
クローラー:検索順位を評価するロボットのようなもの
クローラーが来るのが早くなれば、ブログの更新をしたときもすぐに気づいてもらえるため、Google検索に速く反映されるようになります。
ただし、クロールの頻度はサイトによって異なります。Google社のJohn氏によれば、毎日クロールされるサイトもあれば半年に1回程度しか訪問されないところもあるとのこと。
ブログの記事数が増えてくれば、その分クロールしてもらえるチャンスが上がります。その結果、新しい記事にもいち早く気づいてもらえるようになるので、検索順位がつくのが早くなるのはメリットです。
ブログ100記事書くときに意識すべきこと
ただ100記事書くのには意味がなく、質を求めないといけないというのはお伝えしているとおりです。それは、何を意識すれば良いコンテンツを作れるのでしょうか?
ここでは、ブログを書くときに意識するべきことを6つにまとめました。
- ターゲットを決める
- キーワードを意識する
- 1記事で完結させる
- 読みやすさを意識する
- 他のブログと差別化する
- 関連記事に内部リンクを入れる
1. ターゲットを決める
ブログの記事を書くときは、まずターゲットを決めましょう。どんな人が読むかを考えた記事を作らないと、だれにも刺さりません。
みんなへ向けた無難な内容だと、ほとんどの人が「このブログは自分に少しだけ当てはまる」という状況になります。「自分にピッタリの内容だ!」という人は、ほぼゼロの状態。
そうなると、読もうと思ってもらえないんですよね。
そのため、ターゲットを最初に考えましょう。
【ターゲット】
年齢:30歳
悩み:最近お腹周りのお肉が気になる。来週、海に行くのでどうにか体型を隠したい
具体的にしていくと、より読者のニーズにあった記事が書けます。上の例で、ダイエットに関する記事を書くことを考えてみましょう。
<ターゲットが不明瞭な場合>
夏になって痩せたいなと思っていますよね。そんな方には〇〇ダイエットがおすすめです。
<ターゲットを考えた場合>
「来週海に行くから、ちょっとぷよぷよのお腹をどうにかしたい…でも20代の頃のように無茶なダイエットでは脂肪が落ちなくなってきた」
30代になると、短期間のダイエットではなかなか結果が出にくくなってきますよね。それは、基礎代謝が落ちてくるから。〇〇ダイエットなら、代謝が上がるので、10代の頃のように一気に結果を出せます!
おそらく、内容が気になるのは下ではないでしょうか?誰か1人を意識し、その人にめがけて記事を書くと、他の人から見ても魅力的に見えるものです。
ピンポイントに情報を届け、記事を魅力的にするために、ターゲットをしっかり設定しましょう。
2. キーワードを意識する
ブログを書くときは、キーワードを先に設定しましょう。キーワードは読者が知りたい悩みを端的に示したものなので、意識するだけで悩みを解決する記事に近づきます。
たとえば、「就活 メイク」ならば、就活中にどんなメイクをすべきか知りたい人が検索していますよね。読者の悩みを解決するためには、まず悩んでいる内容を絞ることが大切。
そのため、キーワードを意識すべきなのです。
これらのキーワードの探し方には、以下のような方法があります。
キーワードの探し方
- まず自分で考える
- Yahoo!知恵袋の相談内容を見る
- 同業他社や競合サイトを参考にする
- 関連キーワード・サジェストを洗い出す
- キーワード系のツール・サイトを使う
競合やお悩み相談系のサイトを見るほか、Googleのキーワードプランナーや、Ubersuggestなどのサイトでもキーワードを探せます。
3. 1記事で完結させる
100記事を目指す初心者にありがちなのは、一つのキーワードでたくさんの記事を書いてしまうという間違いです。話の途中まで書いて「続きは明日の記事で書きます」と、記事を分けるのはNG。
読者は1記事読むだけで悩みが解決する記事を求めています。もし自分が悩みを検索してブログが出てきたときに、なかなか答えが書かれていなくて、2記事、3記事と焦らされたらイラッとしますよね…。
繰り返しになりますが、検索から読まれるブログは、読者の悩みを解決するものです。記事数を増やすために、読者にストレスのかかるコンテンツをつくっては本末転倒。せっかく書いたブログでも、価値はありません。
1キーワードで1つの記事を書き、有益な情報を盛り込みましょう。
4. 読みやすさを意識する
ブログは読みやすさも重要です。難しい言葉が並んでいる文字だらけの文章では、読む気もなくなってしまいます。ぜひ見た目にもこだわって、読みやすいブログを作りましょう。
具体的には、以下のような点を意識するといいです。
- 適度に改行する
- 画像・写真を入れる
- 枠や装飾を使う
- 箇条書きを使う
Webで検索するときは、サラッと流し読みする人がほとんど。空き時間にスマホで何かを調べる場面も多いですよね。
なので、装飾や画像がなく、文字が詰まった新聞のような記事は読まれません。パッと見で「わかりづらそう」と感じた読者は、すぐにブログを閉じてしまいます。
逆に、外観を整えることで離脱率を改善できれば、SEOにも効果あり。また、ブログで稼げる広告の一つ、Googleアドセンスに合格する条件にも、読みやすさは入っています。
ぜひ内容とともに読みやすさも意識してみてください!
▼ブログをおしゃれにする17の法則を紹介▼
>>【保存版】誰でもおしゃれなブログデザインを実現する17の法則【事例あり】
▼ブログに画像を入れる重要性を解説▼
>>【永久保存】ブログで使えるフリー画像&素材28選【効果抜群の使い方も紹介】
5. 他のブログと差別化する
ブログでいい記事を書くには、ほかのコンテンツとの差別化も大切です。他のブログと同じ内容ならば、わざわざあなたの記事を読む必要はありません。すでにアップされているブログを読めばいいですよね。
そのため、あなたのブログならではの情報が必要です。具体的には、専門性と独自性を意識しましょう。
専門性とは、記事のジャンルについて詳しいこと。たとえば、人事が書いた転職ブログならば、普通の人が書いたものより内容が期待できそうですよね。
このように、他のブログを書いているのがプロでなければ、自分の専門分野の知識が武器になります。
また、独自性を出すには、自分で体験してみるのが一番です。自分で商品やサービスを使ったり、お問い合わせをしたりして、他の人がもっていない情報を盛り込みましょう。
他の記事に書いていない深い内容が入っていれば、読者にも喜ばれます。有益なコンテンツをたくさん作ることで、Googleなどの検索エンジンからの評価も上がりますよ!
6. 関連記事に内部リンクを入れる
内部リンクとは、自分のブログ内で他の記事に誘導するリンクのこと。関連した記事同士をつなぐと、1回の訪問で多くのページを見られる可能性が高まります。
うまく内部リンクをつなぎ合うと、様々なメリットがあります。
- ブログの滞在時間が伸びて全体の評価が上がる
- クローラーが回遊しやすくなる
- 成約しやすい記事に誘導することができる
内部リンクから関連する記事をたくさん読んでもらえれば、それだけブログの滞在時間が伸びます。一つのサイトに長く滞在するということは、そのブログにいい情報が集まっているということ。結果、Googleからのサイト評価が上がりやすくなります。
内部リンクを貼ることでクローラーが回遊しやすくなるのもメリット。検索エンジンが一つの記事を見に来たときに、内部リンクをたどってほかの記事も見てくれるようになります。
読まれるブログ記事の書き方については「読まれるブログ記事の書き方10個のコツ」の記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
ブログ100記事継続するためのコツ
いざブログを書こうと思っても100記事続けるのは大変ですよね…。実際、途中で挫折してしまう方はかなり多いです。そこで、ブログを継続できた僕から、続けるためのコツを5つ伝授します。
- 仲間を作る
- 毎日時間をとる
- スキマ時間を執筆に当てる
- 完璧を目指さない
- 最初はアクセス数を気にしすぎない
1. 仲間を作る
ブログを一人で黙々と書いていくのは、しんどいときもあります。仕事や学校帰りで滅茶苦茶疲れているときに、頑張り続けるのは大変ですよね。
ブログ仲間を作るのは、かなりおすすめです。周りがやっているから自分も頑張るかという気持ちになれますし、お互いに相談し合うこともできるからです。
SNSでブロガーさんと交流してみたり、サロンに入ったりと、オンラインでも仲間を作る手段はたくさんあります。ぜひ一緒に頑張る仲間を見つけて、継続してみて下さい。
2. 毎日時間をとる
毎日少しでもブログの時間を取りましょう。忙しい場合は、毎日記事を完成させて更新する必要はありません。リサーチや、書く内容を決めるだけでも毎日継続することが重要です。
1日サボってしまうと、今日はキツイからいいやとどんどん休む理由を探すようになります。結果、3ヶ月ももたずにブログを更新しなくなるんですよね。
1日でも休みを作らず、継続し続けるのがブログで成功する秘訣です。
毎日の積み重ねによって「副業アフィリエイトで最高月商1,200万円稼ぐ男が語る成功の極意」の記事の事例のように稼げるようになるかもしれませんよ。
3. スキマ時間を執筆に当てる
仕事が忙しくてなかなかまとまった時間がとれないという人もいるはず。そんな方におすすめなのが、スキマ時間をうまく活用することです。
ブログ本文を執筆するのは落ち着いた環境でパソコンを開くのが一番。しかし、執筆以外の作業はスマホでも進めることができます。
- リサーチ
- 構成の作成
- 本文の誤字・表現修正
このような作業は、スマホでも十分こなせますよね。外出中の時間をうまく活用することで時間を作れます。通勤時間やお昼休みなどを活用して、執筆の準備を進めるのがおすすめです!
▼スマホでブログの執筆効率を上げる方法▼
>>【秘伝】スマホでブログの執筆効率を1.5倍に爆上げする方法【書きやすい】
4. 完璧を目指さない
はじめから完璧を目指しすぎると、全然ブログを更新できない原因になります。もちろん質にこだわることは大切ですが、記事が世の中に出なければ意味がありません。
60〜80点でも、完成させることを目指しましょう。
ブログのいいところは、一回出した記事を何度でも更新できるところです。後でもっといい内容に書き換えてアップデートできます。そのため、記事を出していっても大丈夫です。
ちなみに、真剣にブログを書き続けていけば、徐々に実力はアップします。20記事くらい書いてから昔の記事を見直すと、直したいところがいっぱいでてくるはず。なので、そのとき書ける実力で執筆し終わったら記事を公開してしまって、後でまた戻ってくればいいやと思うのも、継続のコツです。
5. 最初はアクセス数を気にしすぎない
最初のうちはアクセス数を気にせず、書き続けましょう。
というのも、どんなにいい記事を書いても検索結果に表示されるまでは時間がかかるもの。多くの初心者の方が勘違いしていますが、公開直後の記事が検索でヒットすることはありません。
さらに悲しいことに、記事を公開してから検索上位になるまでの時間は、状況によって変わります。繰り返しになりますが、開設初期のブログなら記事を公開して少なくとも3〜6ヶ月は待たなければいけません。
我慢する期間がわからないのに、書き続けなければいけないのがしんどいところですよね。この時期にアクセス数を確認すると、「だれにも読まれないんだな」とモチベーションダウンしてしまいます。
そのため、最初の頃はアクセス数をそれほど見ずに、記事を書くことに注力しましょう!
▼ブログのアクセスが0な理由をもっと詳しく解説▼
>>【悲報】ブログのアクセスゼロは当たり前?乗り越える5つの方法【長期戦】