本記事では、ホームページの集客方法11選や成功のコツ、集客できない原因などを解説します。
ホームページの集客に成功すれば、企業の認知度の向上や成約数の増加などを実現できます。
しかし、目的が曖昧だったり、効果的な施策方法が選べなかったりすると、なかなか集客できません。
目的や事業内容に応じた方法や成功のコツを確認し、効果的に集客できるホームページを制作しましょう。
目次
ホームページ集客とは
ホームページは、企業が情報発信し、認知度アップや成約数増加を見込める有力なマーケティングツールです。
しかし、ホームページを開設しても、アクセスがなければ意味はありません。
ホームページを開設したら、効率的に集客を行い、ビジネスの発展に繋げなければいけません。
ホームページの集客方法は多岐にわたり、それぞれメリット・デメリットが存在します。
単にPV数を増やすだけでなく、認知度の向上や商品の成約などの最終目標を達成するために、最適な方法を選ぶことが重要です。
ホームページ集客を行う3つのメリット
ホームページでの集客の主なメリットは、以下の3つです。
- 企業の認知率の向上
- 成約数の増加
- 集客コストの削減
以下では、各メリットを詳しく解説します。
企業の認知率の向上
ホームページで集客を行うと、企業の認知度向上が期待できます。
今までその企業を知らなかった層がホームページを訪れてくれるためです。
ホームページには、自社の理念やサービス内容などが掲載されており、ブランディング効果や問い合わせ、資料請求が見込めます。
企業の認知度を上げて集客を増やしたい場合、ホームページの集客が有力な選択肢です。
成約数の増加
ホームページの集客によって、成約数増加の効果が期待できます。
ユーザーがホームページに掲載された商品に魅力を感じたら、そのまま購入や申込みをするでしょう。
一例として、興味のある商品をWeb検索して情報収集するケースが挙げられます。
Web検索で企業の公式サイトが表示されれば、商品の購入に必要な判断材料を得られ、信頼感も増します。
一方で、商品名を検索して企業のホームページが表示されなければ、得られる情報が少なく、不信感を抱く原因にもなりかねません。
また、企業・商品の認知度が向上することで、成約数増加の効果も期待できます。
集客コストの削減
ホームページで集客を行えば、コストカットにもなります。
ホームページの集客方法のなかには、限りなくコストを抑えて実施できる施策があります。
SEO対策やMEO対策など、低コストの施策を効果的に活用すれば、集客コストを抑えつつ集客数を増やせるでしょう。
また、ターゲット層に直接訴求できる施策が多く、高い費用対効果で集客可能な点も魅力です。
一方で、マス広告やディスプレイ看板といった集客方法ではターゲット層を絞り込めず、集客力が低下する恐れがあります。
最適なホームページの集客方法の選び方
最適なホームページの集客方法は、個々の目的や予算、事業内容によって異なります。
ホームページの集客方法を選ぶ際は、以下の3つの視点が重要です。
- コスト(有料 or 無料)
- 目的(認知率アップ or CV獲得)
- 効果が出るまでの期間(短期型 or 中長期型)
これらの要素を明確化し、集客方法を選ぶ際の軸としましょう。
コスト(有料 or 無料)
ホームページの集客方法は、無料と有料に分けられます。
- 無料の集客方法例:SEO対策 / MEO対策 / SNS運用
- 有料の集客方法例:Web広告の配信 / インフルエンサーマーケティング
資金面が課題になりやすい設立直後は、無料の集客方法がおすすめです。
無料の集客方法でも戦略次第で十分な効果を発揮し、集客を継続できるケースも多々あります。
そして、有料の集客方法は無料の集客方法で土台を作ってから、少しずつ取り入れる方がよいでしょう。
有料の施策は即効性がありますが、予算が尽きたら継続できないので、依存しすぎないことが大切です。
目的(認知率アップ or CV獲得)
ホームページで集客を行う目的は、大きく以下の2つです。
- 認知度の向上
- CV(コンバージョン)の獲得
例えば、ブランディング目的のホームページであれば、認知度の向上が軸になります。
つまり、閲覧数増加を目的としたアプローチが適しているということです。
一方で、サービスサイトやECサイトの場合、商品・サービスが購入されなければ意味はありません。
閲覧数よりも「いかに商品を購入してもらうか」に視点を寄せた戦略が求められます。
ホームページの集客を行う際は「何のためのホームページか」を明確化しましょう。
効果が出るまでの期間(短期型 or 中長期型)
効果が出るまでの期間に着目すると、ホームページの集客方法は以下の2つに分けられます。
- 短期型:施策を始めてすぐに効果が出る方法
- 中長期型:施策を始めてから効果が出るまで中長期的な期間がかかる方法
一見、短期型が優れているように見えますが、短期型の集客方法は有料の施策が中心です。
すぐに効果を得たい場合は適していますが、費用をかけずに集客したい方には向きません。
他方で、中長期型は無料の施策が多く、低コストでホームページの集客をしたい方に向いています。
なお、中長期型の無料施策を軸として、効果が出るまでは有料施策を講じるという戦略もあります。
ホームページの集客方法11選
ホームページの代表的な集客方法は、以下の通りです。
- SEO対策
- オウンドメディアの運用
- MEO対策
- SNS運用
- プレスリリースの配信
- メールマガジンの配信
- リスティング広告の配信
- ディスプレイ広告の配信
- SNS広告の配信
- アフィリエイトマーケティング
- インフルエンサーマーケティング
それぞれのWeb集客の方法を詳しく解説します。
SEO対策
SEO対策(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果に自社のホームページを上位表示させるための施策です。
検索結果で上位表示を獲得できれば、自社のホームページが目に留まるユーザーが増加します。
例えば、東京都渋谷区で味噌ラーメン屋を営んでいる場合、以下のようなキーワードで上位表示されたら理想です。
- 東京 味噌ラーメン
- 渋谷 ラーメン
- 無料、または低コストで対策できる
- 能動的なユーザーに訴求できる
自分でWeb検索を行う能動的なユーザーに訴求できるので、成約率が高めな傾向があります。
ホームページ開設直後の場合、必須で取り入れるべき集客方法です。
- 効果が出るまで中長期的な期間がかかる
- 競合他社との競争が発生する
- アップデートより順位が変動する
SEO対策は、中長期的な戦略で継続的に実行することが大切です。
限りある上位表示の枠を競合他社と争うので、SEO対策についてのノウハウが求められます。
オウンドメディアの運用
オウンドメディアとは、自社で運用するメディア(主にブログ)を指します。
例えば、本メディア「ブロラボ」は、レンタルサーバー事業者「カラフルボックス」のオウンドメディアです。
オウンドメディアへの流入が増えれば、自社サービスが認知されるきっかけとなります。
- 低コストで運用できる
- 顕在顧客・潜在顧客に訴求できる
ホームページさえ開設していれば、追加費用なしでオウンドメディアも開設できます。
特定の悩みやニーズを持つ潜在顧客・顕在顧客に訴求できる点が強みです。
- SEO対策と同様のデメリットがある
- メディア運用のリソースが必要
- 閲覧数が増加しても成約に繋がるとは限らない
オウンドメディアの運用では記事の投稿を継続することが重要であり、人的リソースや外注費用がかかります。
また、オウンドメディアに集客できても、商品・サービスが成約しなければ意味はありません。
戦略的なWebサイト設計が求められます。
▼オウンドメディアの運用ではSEO対策が重要です!▼
SEOの本質とブログで応用できる10の施策をプロが徹底解説
MEO対策
MEO対策とは、地図検索エンジン(Googleマップなど)の検索結果に自社店舗を上位表示させるための施策です。
Googleマップの店舗情報にはURLを記載でき、ホームページへの流入が見込めます。
特に店舗型のビジネスで有力な集客方法です。
- 低コストで実施できる
- SEO対策より競争が激しくない
- 能動的なユーザーに訴求できる
SEO対策とは異なり、基本的に特定地域内の同業他社のみが競合となります。
さらに、低コストで実施でき、能動的に情報収集を行うユーザー層に訴求可能です。
- 検索結果で上位表示できるとは限らない
- 非店舗型のサービスには不向き
MEO対策は、必ずしも検索結果に上位表示されるとは限りません。
また、Googleマップを活用する手法なので、非店舗型のサービスには不向きです。
詳しくは「MEO対策を自分で実施する方法・手順とは?上位表示のコツやメリット・注意点を解説」をご覧ください。
SNS運用
SNS運用とは、以下のようなSNSアカウントを運用してホームページへの集客を目指す方法です。
- X(旧Twitter)
- TikTok
- YouTube
- Pinterest(ピンタレスト)
SNSの投稿内容に興味を持ったユーザーがプロフィールページを確認し、ホームページへ遷移する可能性があります。
- 無料で運用できる
- 投稿が拡散される可能性がある
- ユーザーとの距離が近い
SNSアカウントは無料で運用でき、投稿が拡散されれば知名度が一気に上がることもあります。
また、ユーザーと直接対話ができるのでファンを作りやすく、質問にもすぐに回答可能です。
- 成約に繋がるとは限らない
- イメージダウンのリスクがある
SNSの投稿が伸びても、商品の成約に繋がるとは限りません。
過度な宣伝は逆効果ですが、企業をアピールできなければ意味がありません。
また、不適切な投稿やブランディングとは異なる運用によって、イメージダウンとなる危険性があります。
なお、SNSからホームページに誘導する際は「lit.link」といったURLまとめツールを用いると、スムーズに遷移させることができます。
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プレスリリースの配信
プレスリリースとは、自社の新製品やイベント開催などの情報を各種メディアに発表する行為です。
メディアで取り上げられると、企業やサービスの非認知層に対しても情報を届けられます。
- 無料で集客できる可能性がある
- 短期間で効果が出る
- 信頼度が高いメディアから情報を発信してもらえる
プレスリリースは、インターネット上のひな形で作成でき、コストはかかりません。
また、ページが公開されたらすぐにユーザーへ情報が届くため、短期的に効果を出したい方にも向いています。
さらに、信頼度が高いメディアから情報が発信され、企業やサービスの信頼性も高まるでしょう。
- 必ずしも採用されるとは限らない
- 情報を更新できない
提出した情報が必ずしもメディアで採用されるとは限らず、メインの集客方法にはしづらいでしょう。
また、一度情報が公開されてしまうと修正が難しく、記載事項の誤りや情報変更があると、誤った情報が拡散される恐れがあります。
メールマガジンの配信
メールマガジンとは、メール送信によって情報提供を行うマーケティング手法です。
メールにホームページのURLを掲載すれば、集客効果を発揮します。
- 比較的低コストで運用できる
- ユーザーに情報が届く速度が早い
- 自社に興味があるユーザーに情報を届けられる
メールマガジンは、1件あたり0.5〜2.0円程度の比較的低コストで運用できます。
自社サービスに興味を持ってくれているユーザーに情報を届けられ、伝達速度も他の媒体より速いです。
集客とは少し離れますが、既存顧客に情報発信できて、リピート率の向上が見込めます。
- メールアドレスの獲得が必要
- 必ずしもメールが読まれるとは限らない
ユーザーのメールアドレスを取得するには、手間やコストがかかります。
ホームページに来訪歴がないユーザーのメールアドレスを取得するには、セミナーの開催や紙媒体での情報提供が必要です。
ユーザーは情報収集目的でメールマガジンに登録するので、有益な情報を発信しなければなりません。
また、送信したメールが必ずしも読まれるとは限らず、迷惑メールと判断されてしまう恐れもあります。
リスティング広告の配信
リスティング広告とは、Googleの検索結果の上部に表示されるテキスト型のWeb広告です。
特定キーワードの検索結果の上位にWebページが表示され、クリックされると費用が発生します。
- すぐに効果が出やすい
- ターゲティングが可能
- クリックされなければ費用はかからない
リスティング広告は、SEO対策と比較してすぐに効果が出ます。
検索キーワードやユーザーの性別、年齢などを指定でき、ターゲット層に情報を届けやすい点も魅力です。
さらに、クリックされなければコストは発生しないので、比較的低リスクなWeb広告でしょう。
- キーワードによってクリック単価が異なる
- 効果が永続的ではない
リスティング広告のクリック単価は、キーワードによって異なります。
入札形式が採用されており、人気の高いキーワードだと、1クリック数百円から1,000円程度かかる場合があります。
また、SEO対策とは異なり、予算が尽きた途端に検索結果に表示されなくなるので要注意です。
ディスプレイ広告の配信
ディスプレイ広告とは、インターネットのWebページ上に表示される画像型の広告です。
広告掲載で利益を得ているブログやWebサイトの広告枠に自社の広告が表示されます。
- 画像で訴求できる
- リスティング広告より低単価
- ターゲティングが可能
ディスプレイ広告は、リスティング広告とは異なり、画像を用いて視覚的に訴求できます。
また、リスティング広告より低単価であり、cookieなどの情報をもとにしたターゲティングも可能です。
- 主な訴求先が受動的な層である
- 運用コストがかかる
ディスプレイ広告が表示されるユーザーは、自分で検索ワードを入力しているわけではなく、全員が自社のサービスに興味があるとは限りません。
リスティング広告よりも成約率が低い傾向にあります。
また、有料型の集客方法で、無料で集客したい方には不向きです。
なお、自社のホームページに一度訪れたユーザーを追跡して広告を表示する「リターゲティング広告」も存在します。
購入までの意思決定に時間がかかる業種の場合、自社商品が忘れられないように再アプローチが可能です。
SNS広告の配信
SNS広告とは、各種SNSに配信されるWeb広告です。
X(旧Twitter)やInstagramのタイムライン、TikTokのおすすめなどに表示される広告が挙げられます。
大きく以下の2つに分けられる点も特徴です。
- 動画タイプ
- 静止画タイプ
- 検索エンジンを使わない層に訴求できる
- 動画で情報を伝えられる
SNS広告は、普段からSNSで情報収集する層に訴求できます。
動画タイプの広告であれば、音声や動きを交えて魅力や使用感などの詳細を伝えられます。
SNSによって異なりますが、性別や年齢、興味関心などでターゲティングも可能です。
- 広告にネガティブな印象を持たれる可能性がある
- 訴求先が受動的なユーザーである
SNSを娯楽やコミュニケーションツールとして用いる場合、広告を邪魔に感じる層も多いです。
また、広告表示されるユーザーはニーズがあるとは限らない受動的な層であり、成約率は低めです。
アフィリエイトマーケティング
アフィリエイトマーケティングとは、アフィリエイターに自社サービスを紹介してもらう手法です。
アフィリエイターのブログやSNSから一定の要件(商品の購入 / 資料請求など)が満たされると、対価として広告費を支払うことになります。
- 成果報酬型の広告である
- 無料で自社サービスを認知してもらえる可能性がある
アフィリエイトマーケティングは成果型広告で、成果が出なかった場合はコストは発生しません。
また、ホームページに来訪があったとしても、報酬要件を満たさないケースがあるため、コストをかけずに認知度を高められる可能性があります。
- 初期費用や月額料金がかかる
- 紹介文を自由に決められない
アフィリエイトマーケティングを始める際は、ASPへの登録が必要です。
広告主になる場合、初期費用や月額料金の支払いを求められることが多いです。
また、商品やサービスの紹介文はアフィリエイターが作成するため、自社の意図とは異なってしまう場合もあります。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーに自社のサービスや商品を紹介してもらう手法です。
インフルエンサーにサービスや商品を紹介してもらい、対価を支払います。
- サービス・商品が信頼されやすい
- 利用者目線の情報を伝えられる
- 拡散される可能性がある
人気のインフルエンサーが商品を紹介することでPR感が減り、ファン層からの支持を得られます。
また、利用者視点の情報を届けられ、ユーザーに納得感が得られやすいのも魅力です。
さらに、SNSで情報が拡散されると、莫大な宣伝効果を生む可能性があります。
- 効果が予想しづらい
- 効果が出なくても費用がかかる
- ステルスマーケティング(ステマ)への注意が必要
インフルエンサーマーケティングは、効果が予想しづらい手法です。
フォロワー数が多いほど認知度は高まりますが、その中からサービスを利用してもらえる割合を判断するのは難しいでしょう。
また、効果が出なくても費用がかかるため、広告費用が無駄になる恐れがあります。
加えて、インフルエンサーマーケティングを実施する際は、ステルスマーケティング(ステマ)への注意が必要です。
現在、ステルスマーケティングへの規制が強まっており、違反するとユーザーからの信頼低下や罰則に繋がってしまうので、細心の注意を払いましょう。
集客に強いホームページを作成する4つのコツ
集客に強いホームページを制作する主なコツは、以下の4つです。
- ターゲットを明確化
- Webサイト設計
- リード獲得の仕組みを確立
- セキュリティ対策を施す
各要素を詳しく解説します。
ターゲットを明確化
ホームページ作成時は、商品・サービスのターゲット層を明確化しましょう。
ターゲット層を明確化すれば、ホームページのデザインや必要コンテンツを把握するヒントになります。
もしターゲット層が曖昧なままだと、どのような層にも響かないホームページになる恐れがあるので要注意です。
また、すべての層に刺さるコンテンツを作成するには、莫大な時間やコストがかかるため、費用対効果が見合わなくなります。
ホームページとは離れますが、ターゲット層が曖昧だと事業の差別化要因も作れないでしょう。
Webサイト設計
ホームページの開設時は、Webサイト設計を行いましょう。
Webサイトの設計をしないと、使い勝手が悪く、ユーザーの離脱率増加やリピート率低下の原因になります。
さらに、SEO面でもマイナス評価を受けてしまい、検索順位が下がることにより来訪者が減少して、集客が難しくなるでしょう。
詳しくは「Webサイト設計の手順・やり方とは?SEOに強いサイトを作る7つのポイントを徹底解説!」をご覧ください。
リード獲得の仕組みを確立
ホームページは、リード獲得の仕組みの確立が重要です。
リードとは、商品やサービスに興味を持つ見込み客を指します。
ユーザーを見込み客に変えるには、情報を充実させるだけでなく、以下のような機能の搭載が効果的です。
- お問い合わせ機能
- チャットボット機能
- FAQ
- 資料請求機能
リード獲得の仕組みが確立されていないと、以下の理由からユーザーがホームページを閲覧しても顧客化しない原因となります。
- ユーザーと企業の接点を作れない
- ユーザーの興味や関心を育成できない
- 他のサービスを視野に入れたいという心理からページを離脱してしまう
ユーザー層やコンバージョンの流れから逆算して、必要な機能や情報を提供しましょう。
セキュリティ対策を施す
ユーザーが安心してホームページを利用できるように、充実したセキュリティ対策を施しましょう。
特に「SSL化」はホームページの集客に直結します。
SSL化すると、ホームページのURLが「http」から「https」に変わります。
httpsから始まるURLは安全性が高く、ユーザーも安心してホームページにアクセスできるでしょう。
また、SSL化はSEO対策においても重要視されています。
検索結果の上位に表示され、アクセスの流入を獲得できます。
ホームページ集客で成功するための3つの取組み
ホームページで集客を成功させるには、以下の3つの取組みが重要です。
- 競合分析
- 目標設定
- PDCAサイクル
各要素を詳しく解説します。
競合分析
ホームページで効率的に集客するには、競合分析が必須です。
競合他社のホームページや集客方法について、以下のような要素を分析しましょう。
- デザイン
- コンテンツ
- SEO対策
- 流入キーワード
- 集客方法
例えば、競合他社の流入キーワードを把握すれば、自社のホームページで対策すべきキーワードのヒントになります。
また、競合他社の強み・弱みは、自社の差別化要因の発見に役立ちます。
ホームページ集客の成功例を参考にして、さらに自社の差別化として反映できれば、効率的に目標達成に近づけるでしょう。
目標設定
ホームページで集客する際は、必ず目標を設定しましょう。
ホームページでの集客は、閲覧数が直接成果に繋がるわけではなく、明確な効果測定が難しい傾向にあります。
その際、KGIやKPIを定めておけば、一律の基準のもとで運用成果を分析可能です。
- KGI:ホームページ運営における最終的な目標
- KPI:ホームページ運営における目標の達成度
例えば、KGIは「ホームページ経由での新規契約者100人」、KPIは「CV率1%超」などが挙げられます。
PDCAサイクル
ホームページでは作成して終わりではなく、効果測定や改善を繰り返すことが求められます。
この際に役立つ手法が「PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルとは、以下の4つの工程を繰り返し、ホームページを継続して改善させる手法です。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(測定・評価)
- Action(対策・改善)
具体的には、設定した目標数値や流入したユーザー層などを分析して、改善策を立案し、実行する流れを繰り返します。
ユーザー層やSEOの環境、自社の内部環境は日々変動します。
PDCAサイクルを回してホームページを改良し続けましょう。
ホームページで集客できない3つの原因
ホームページを開設したにもかかわらず集客できない代表的な原因は、以下の3つです。
- ホームページ集客の目的が曖昧
- 自社の強みを把握していない
- ホームページの更新を継続しない
各要素を詳しく解説します。
ホームページ集客の目的が曖昧
ホームページの運用目的が曖昧だと、なかなか成果は現れません。
ホームページで集客を行う主な目的は、大きく以下の2つです。
- 認知度の向上
- 成約数の増加
目的が曖昧だと閲覧数を伸ばすことが目的になり、具体的な戦略も立案できません。
また、チームの意識が統一されず、Webサイト構築も上手くいかなくなります。
ホームページの開設時には「なぜ集客を行うのか」を明確化しましょう。
自社の強みを把握していない
自社の強みを把握しないままホームページを作成してしまうと、ユーザーに企業や商品の魅力が上手く伝わりません。
ホームページのアクセス数が増加しても、企業や商品に魅力を感じてもらえなければ、売上向上やブランディングには繋がりません。
自社の強みを明確化し、デザインやコンテンツに反映させることが重要です。
Webサイト設計前には、以下のようなフレームワークで内部分析することをおすすめします。
- SWOT分析
- VRIO分析
- 3C分析
ターゲットユーザーの需要や競合他社も考慮し、何を伝えれば企業や商品が認識され、成約に繋がるかを判断しましょう。
ホームページの更新を継続しない
ホームページを継続して更新しないと、集客し続けることは困難です。
ホームページが長期間未更新だと、企業が現在稼働しているか怪しまれてしまいます。
また、事業運営を進めるなかで、ターゲットユーザーのニーズや企業の強みは変化します。
小まめな更新を心がけることで、ユーザーの信頼感を得られ、集客効果が高いホームページを維持できます。
なお、以下のようなケースでは情報の更新が必須です。
- 企業の住所や電話番号といった基本情報の変更時
- 新製品の発売時
- ホームページの工事が入る前
ホームページ集客に関するよくある質問
ここでは、ホームページの集客に関するよくある質問に回答します。

- 集客はホームページ制作会社に依頼すべき?
- Web広告の費用相場は?
- 集客に強いホームページはどのように作るべき?
集客はホームページ制作会社に依頼すべき?
ホームページ制作会社への外注は、専門的なノウハウを用いて集客してもらえる点が最大の魅力です。
しかし、外注費が発生するため、コストを抑えて集客したい方には向いていません。
基本的なSEO対策やMEO対策は初心者でも始められるので、まずは自力で集客に取り組むことをおすすめします。
自分で集客が難しいと判断したタイミングで、外注を検討してみてはいかがでしょうか。
Web広告の費用相場は?
Web広告の費用相場は、広告の種類や業種、費用形態などによって異なります。
同じ「リスティング広告」でも、業種によって1クリックあたり1〜数百円と幅があります。
特に、クレジットカードや口座開設など、競争が激しい業種は広告費が高額になりやすいです。
各広告形態の特徴やターゲット層、キーワードなどを明確化し、費用対効果を高めることが大切です。
集客に強いホームページはどのように作るべき?
集客に強いホームページを制作するなら、WordPress(ワードプレス)の活用がおすすめです。
WordPressはデザインのカスタマイズ性に優れており、ブランディングやターゲットユーザーにマッチしたホームページを制作可能です。
集客に強いコーポレートサイトのデザインがテンプレート化している「デザインテーマ」も存在し、初心者でも本格的なデザインが実現するでしょう。
さらに、プラグイン(機能追加できるソフトウェア)を導入すれば簡単に機能拡張でき、ユーザーファーストなWebサイト制作やSEO最適化も可能です。
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WordPressの始め方について詳しくは「【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説」をご覧ください。

まとめ:ホームページの開設ならカラフルボックス!
本記事では、効果的なホームページの集客方法11選や成功のコツ、集客できない原因などを解説しました。
ホームページは自社の情報を発信可能なマーケティングツールですが、目的に応じて集客できなければ意味がありません。
ホームページによる集客は多岐にわたる方法があり、目的を明確化して最適な施策を選択しましょう。
ホームページの集客に成功すれば、認知度の向上や成約数の増加を実現できるはずです。
そして、企業や個人のホームページを作成するなら、レンタルサーバー「カラフルボックス」がおすすめです。
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