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【無料】AIアート生成アプリ・サイトおすすめ7選│作り方やコツ、注意点も解説!

本記事では、おすすめのAIアート生成アプリ・サイト7選や作り方、画像生成のコツなどを解説します。

AIの活用によって、短時間・低コスト・高度なスキルなしで高品質なアートを生成できます。

ブログ・SNSへの投稿や画像販売をしたい方にもおすすめです。

しかし、権利や倫理的な問題が生じたり、ツールや指示によっては理想通りの画像が生成できないといった注意点もあります。

また、一言でAIアート生成アプリ・サイトといっても多岐にわたるので、目的に適したツールを選択しましょう。

そして、AIアートをブログに活用・保存したい場合は、レンタルサーバー「カラフルボックス」がおすすめです。

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AIアートとは?仕組みや概要を解説

AIアートとは、AIがプロンプトと呼ばれる指示によって生成されたアート画像です。

ユーザーが「どのようなアートを生成したいか」を指示すると、AIは過去に制作された膨大な学習データをもとに新しい画像を生成します。

プロンプトの例
・美しい星空を見上げる女性
・中世ヨーロッパの貴族

通常、アート画像の作成では、人間が構想やデッサン、配色などを行いますが、AIを活用すれば高度なスキルや知識は不要です。

短時間で高品質な画像を生成できるので、ブログやビジネスで活用している方も多いです。

現在は、AIアートグランプリの開催や専用投稿サイトの設立などにより、大きな注目を浴びています。

しかし、権利や倫理的な問題で批判を受けている側面もあります。

また、必ずしもイメージ通りの画像が生成されるとは限らないので「いかに上手にAIと付き合うか」が重要です。

AIアートの3つのメリット

AIアートの活用には、以下のようなメリットがあります。

メリット
  • アートに関する専門性や高度なスキルが不要
  • 短時間で質の高い画像を取得できる
  • コストを抑えて画像を取得できる

ここでは、各メリットを詳しく解説します。

アートに関する専門性や高度なスキルが不要

AIアートは、アプリやツールに画像のイメージを入力するだけで、新しい画像を生成できます。

例えば「ピカソのような雰囲気の風景画」や「ゴッホの絵柄に近い肖像画」などの指示を出すと、瞬時にアート画像が生成されます。

従来は必須であったアートについての専門性や高度なスキルは不要です。

趣味でAIアートを楽しみたい方はもちろん、ブログやビジネスの効率化を図りたい方にもピッタリの選択肢です。

ただし、アートについての専門性や高度なスキルは不要ですが、生成AIについての理解は深める必要があります。

「どのように指示を出せば理想通りの画像を生成できるか」を理解できれば、より効率的にAIアートを活用できるはずです。

短時間で質の高い画像を取得できる

AI生成アプリ・サイトを活用すれば、アート画像を即日作成できます。

短時間で何枚もの画像を生成でき「複数の画像を比較して最も適したAIアートを選択」といった使い方も可能です。

また、関連した単語を複数入力するだけでも画像を生成できるため、具体的なイメージが湧かない方でも適したAIアートを取得できるでしょう。

迅速にAIアート画像を入手できるので、ブログやSNS、ビジネスをスピーディーに展開できるはずです。

一方、人間がアートを作成する場合、完成まで数週間から数ヶ月かかるケースもあります。

その間はブログ・SNS運用やビジネスが停滞する可能性があるため、スピード感を持って活動したい方にもAIアートがおすすめです。

コストを抑えて画像を取得できる

コストを抑えて画像を取得できる点もAIアートを用いるメリットです。

AIアートは、アプリやサイトの利用料金だけで新規画像を生成できます。

具体的な料金はツールによって異なりますが、月額制の場合は通常数千円のコストで利用できます。

「月に数回しか使わない」といった場合は、無料プランの範囲内でAIアートを生成できる可能性もあるでしょう。

コストを抑えてアート画像を作成できれば、手元に残る資金が増え、画像の量産もできるはずです。

一方で、アート画像制作を外注する場合、数万円程度の費用がかかることもあります。

アート画像で得られる利益よりも外注費が高額では本末転倒です。

特に、多額の売上を見込めない小規模事業者は、AIアートの活用を検討すべきでしょう。

AIアートの3つの注意点

複数のメリットがあるAIアートですが、以下のような注意点もあります。

注意点
  • 権利や倫理的な問題が生じるリスクがある
  • 必ずしも想像通りのAIアートが生成されるとは限らない
  • ツール・アプリによって品質に差が出る

ここでは、各注意点を詳しく解説します。

権利や倫理的な問題が生じるリスクがある

AIアートの活用には、権利や倫理的な問題が生じるリスクがあります。

生成AIは、過去に制作されたアートの学習データをもとに、新たな画像を生成するためです。

特に、AIアートは著作権の侵害が問題視されています。

著作権
自身の制作物(著作物)を無断で利用されない権利

生成AIで他人の著作物と酷似した画像を作成・使用すると、著作権侵害にあたる可能性があります。

具体的には「類似性」と「依拠性」の2つが著作権侵害の基準です。

類似性と依拠性
  • 類似性:表現上の本質的な特徴を直接的に感得できるか否か
  • 依拠性:類似性が認められるものを自己の作品の中に用いているか否か

また、著作権侵害に当たらなくても、倫理的な側面から著作者とトラブルになるケースがあります

実際に、人気絵師の絵柄をAIに学習させて画像を量産し、多くの批判を浴びた例があります。

AIアートの活用では、法律やコンプライアンスの知識は必須といえるでしょう。

AIアートには著作権が認められない?

AIに関する著作権の解釈は、現在も議論が続いています。

文化庁の資料によれば、AIで生成した画像の著作権について、以下のように考えられています。

  • AIで生成された画像には原則として著作権が認められない
  • 人が思想感情を創作的に表現する道具としてAIを活用したと認められれば、著作物にあたる

具体的には、人間の創作意図があるか否か、創作的寄与と認められる行為をしたか否かによって判断されます

AIアートと著作権については、たびたび問題が生じています。

実際に、アメリカコロラド州のアートコンテストで1位を受賞したAIアート作品について、著作権の申請が却下された事例がありました。

AIアートの作者は624個のプロンプトを書き、100時間以上を費やしましたが、著作権が認められず、盗用されるなどの問題が生じたようです。

また、2023年3月には、完全にAIのみで生成された作品は著作権登録しないと著作権局が決定しました。

しかし、2024年2月には、歌詞や文章、ビジュアルなどに生成AIを活用した作品について、著作権登録を許可しています。

このようなトラブルはほかにも生じています。

生成AI作品の著作権については、現在法整備が進行している最中です。

今後、AIアートを活用したい方は、法整備の状況を確認すべきでしょう。

出典:
令和5年度 著作権セミナー AIと著作権
生成AIアートの「著作権を認めない」米当局とクリエイターの戦い | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

必ずしも想像通りのAIアートが生成されるとは限らない

AIアートでは、必ずしも想像通りの画像が生成されるとは限りません。

AIはプロンプトをもとに新たなアート画像を生成します。

そのため自分のイメージを的確にプロンプトに反映させないと、思い通りの画像は作成できません

特に、以下のような指示だと、イメージとは異なるアート画像が生成される可能性が高いです。

AIアートが失敗しやすいプロンプトの特徴
  • 主観的な情報が多い
  • 情報量が少ない
  • 文章が複雑 など

また、AIが生成したアート画像は、以下のような欠陥が生まれる可能性もあります。

  • 関節の向きがおかしい
  • 指の数がおかしい
  • 現実ではありえない構図をしている など

このような画像が生成された場合、人間による修正が必要です。

AIアートにおいては、基本的に高度な専門性は不要ですが、画像を修正する基礎的なスキルは必要といえるでしょう。

ツール・アプリによって品質に差が出る

同じプロンプトを入力しても、用いるアプリやサイトによって出力されるAIアートの品質が異なります。

AIアートを作成できるアプリやサイトは数多く存在しますが、特徴はさまざまです。

以下のようなアプリ・サイトを使うと、低品質なアート画像が生成されかねません。

  • 目的に合わない
  • 学習量が少ない
  • ツールが極端に古い

結果として、ブログやビジネスで使用できない可能性があるでしょう。

イメージ通りのAIアートを取得するには、生成AIツールの比較・検討が必要です。

【無料】AIアートを生成できるツール・アプリおすすめ7選

おすすめのAIアート生成サイト・アプリは、以下の7つです。

ここでは、各ツールの特徴を詳しく解説します。

SeaArt(シーアート)

SeaArt(シーアート)のファーストビュー

SeaArt(シーアート)は、シンガポールに本社を置く「STAR CLUSTER PTE. LTD.」が運営するAIアート生成サイトです。

無料プランでも多くのクレジットが提供され、日本語にも対応しています。

さらに、搭載されているモデル数が非常に多く、イメージの雰囲気や絵柄に近づけやすいはずです。

商用利用も認められているので、ビジネスにAIアートを活用したい方にもおすすめです。

また、以下のようなクイックツールも搭載されています。

  • アニメ調から実写調へ編集
  • 写真からアニメ調に編集
  • ワンクリック筋肉増強
  • フェイススワップ
  • 背景除去 など

公式サイトの「広場」では、SeaArtで生成された画像を閲覧できるため、生成結果の品質もイメージしやすいでしょう。

SeaArtを活用したAIアートの生成方法は、後ほど詳しく説明します。

MyEdit(マイエディット)

MyEdit(マイエディット)のファーストビュー

MyEdit(マイエディット)は、日本語で指示を出し、用意されたスタイルを選択するだけでAIアートを生成できるサイトです。

高度な編集ができる一方で、インターフェースは直感的に操作できるので、初めてのAIアート生成でも安心です。

また、以下のような機能も搭載されています。

  • 参考画像からイメージを伝える
  • AI画像フュージョン
  • AI画像拡張
  • AI除去
  • エフェクト機能
  • 背景編集
  • 人物写真編集

スマホやタブレットに対応したマルチデバイス仕様なので、時間や場所に囚われずにAIアートを生成できるはずです。

Copilot(コパイロット)

Copilot(コパイロット)のファーストビュー

Copilot(コパイロット)は、Microsoftが提供するAIアシスタントです。

機能の1つにチャットボットがあり、メッセージで生成したいアートの特徴を伝えると、数十秒で新規画像が生成されます。

保存もワンクリックで可能です。

また、AIモデルは「DALL-E 3」が採用されています。

ChatGPTの場合、DALL-E 3は有料ですが、Copilotなら無料かつブラウザ上で利用できます。

また、出力結果の修正に対しても、その場でチャットを送るだけなので、気軽にAIアートを生成したい方にもおすすめです。

PhotoDirector(フォトディレクター)

PhotoDirector(フォトディレクター)のファーストビュー

PhotoDirector(フォトディレクター)は、CyberLinkが開発したソフトウェアで、AIアート生成や写真編集、グラフィックデザインなどが可能です。

AIアート生成では、プロンプトでの指示だけでなく、参照画像から顔やポーズ、構図の指定も可能です。

また、以下のような機能も搭載されています。

  • AI顔入れ替え
  • AIアニメ
  • AIシーン
  • AI置き換え
  • AI画像拡張
  • AI画像高画質化

さらにiOSとAndroidの両方でスマホアプリが提供されている点も魅力です。

機能は一部制限されていますが、AIを使った画像編集をしたい方などにおすすめです。

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)のファーストビュー

Canva(キャンバ)は、ブラウザで使用できる画像編集ツールです。

Canvaの機能である「Magic Media」を活用すれば、5つ以上の単語を入力し、スタイルを選択するだけで新規アート画像が生成されます。

一度に4枚生成されるので、明確なイメージが湧かない方も、実物を見ながら目的に合った画像を選択できるはずです。

また、生成した画像にはテキストや素材の挿入といった編集ができます。

ロゴやデザインとしてAIアートを活用したい方にもおすすめです。

Akool(アクール)

Akool(アクール)のファーストビュー

Akool(アクール)は、テキストもしくは画像から新規画像を生成できるAIツールです。

テキストからの画像生成の場合、プロンプトとアスペクト比の設定だけで4パターンほどのAIアートを提案してもらえます。

画像を1つ選択すると、アップスケールやバリエーションの生成などができ、よりイメージに近い画像に近づけます。

また、ほかのツールと比較してフェイススワップ機能の精度が高い点も魅力です

顔の角度や明るさが異なっていても自然にフェイススワップができます。

Fotor(フォター)

Fotor(フォター)のファーストビュー

Fotor(フォター)は、無料で利用できるオンライン画像編集サイトです。

機能の1つにAI画像生成があり、テキストや画像から新規アートを生成できます。

テキストでAIアートを生成する場合、プロンプトとスタイル、アスペクト比の選択だけで作業が完了します。

また、以下のようなさまざまな機能が搭載されている点も特徴です。

  • デザイン
  • AIアート効果
  • AI画像拡張
  • AI置換
  • AIアバター
  • 背景透過
  • 写真高品質化
  • コラージュメーカー

アート画像生成後に細かく編集・修正したい方にもおすすめです。

AIアートの作り方│具体的手順を紹介

ここでは「SeaArt」を例に、AIアートの作り方を紹介します。

初期設定から画像作成までの流れは大きく以下の通りです。

STEP.1
アカウント登録・初期設定
STEP.2
プロンプトの入力
STEP.3
画像の編集
STEP.4
画像の保存

ここでは、アカウント登録・初期設定と画像生成・保存に分けて解説します。

1.アカウント登録・初期設定の方法

1-1. SeaArtにアクセス

SeaArtの公式サイトにアクセスして、アカウント登録を行います。
公式サイト右上の「ログイン」をクリックし、登録方法を選択してください。
SeaArt(シーアート)の手順

1-2. 「Google」をクリック

今回はGoogleアカウントで登録します。
「Google」をクリックすると、アカウント選択画面が表示されます。
登録するGoogleアカウントをクリックしてください。
SeaArt(シーアート)の手順

1-3. 必要情報を入力・選択

その後は、以下の2つを入力・選択します。

  • ユーザー名
  • 興味のある分野

SeaArt(シーアート)の手順

1-4. 「無料トライアルを開始」をクリック

無料トライアル加入の案内画面が出るので「無料トライアルを開始」もしくは「×」をクリックします。
SeaArt(シーアート)の手順

これでアカウント登録・初期設定は完了です。
登録が完了すると、自動でホーム画面に戻ります。

2.AIアートの生成方法

次にAIアートの生成に移ります。
まず、ホーム画面右上の「創作」をクリックしてください。
画像生成画面に遷移します。
SeaArt(シーアート)の手順

画面左では、以下のような要素を設定できます。

  • AIモデル
  • モード
  • 画像数
  • 画像モード
  • 画像サイズ
  • ネガティブプロンプト
  • Clip Skip など

また、画面上の「何を創造したいですか?」にチャット形式でプロンプトを入力すると、AIアートが自動生成されます
SeaArt(シーアート)の手順

今回は「丘の上で夜空を見上げる女性」でAIに指示を出しました。
ここで表示される画像数は、左側の設定「画像数」で調整できます。
SeaArt(シーアート)の手順

次に、リアル調ではなく、イラスト調の画像を生成してみます。
モデルを「yayoi_mix」から「Counterfeit-V3.0」に変更したうえで、同じプロンプトを送信します。
SeaArt(シーアート)の手順

このように、同じ指示でもモデルの変更だけで、全く異なる雰囲気の画像が生成されます。
SeaArt(シーアート)の手順

今度はモデルを「PhotoRealV2.1」に、画像サイズを「768×576」に変更します。
そして「丘の上で夜空を見上げる女性」のまま指示を出しました。
SeaArt(シーアート)の手順

画像をクリックすると、拡大して表示されます。

画像の構図や雰囲気、トーンは気に入りましたが、もう少し幅広い選択肢から精査したいため、画面右の「バリエーション」から複数枚画像を生成してみます。
「バリエーション」をクリックして、再度画像を生成します。
SeaArt(シーアート)の手順

ベースとなった画像を調整した2枚の画像が新たに提案されました。
SeaArt(シーアート)の手順

右側の画像が気に入ったので、クリックして「ダウンロード」を選択します。
SeaArt(シーアート)の手順

すぐにパソコンに保存されます。
SeaArt(シーアート)の手順

特定の用途がある場合、ここから加筆や修正をしましょう。

AIアートを生成する3つのコツ

AIアートの生成のコツは、大きく以下の3つです。

AIアートのコツ
  • 目的に適したAIアート生成ツールを選択
  • AIが理解しやすいプロンプトを入力
  • 強調やネガティブプロンプトを活用

生成AI初心者にとって、イメージ通りのAIアートを作成する難易度は高いです。

しかし、最低限上記3つを押さえることで、効率的に生成できるようになります。

各要素を詳しく解説します。

目的に適したAIアート生成ツールを選択

理想通りのAIアートを生成するには、目的に適したツールの選択が大切です。

各AIツールは特徴がさまざまです。

  • リアル調のアートが得意
  • アニメ調のアートが得意
  • 写真からアートを生成できる
  • 生成速度が速く量産しやすい
  • スマホでも利用できる など

まずは「どのようなAIアートを作成したいか」を明確にしましょう。

その後、複数のアプリ・サイトを比較・検討すれば、自分に合ったツールを選択でき、理想通りの画像を作成できるはずです。

AIが理解しやすいプロンプトを入力

AIは入力された指示(プロンプト)をもとに新たな画像を生成します。

そのためAIが理解しやすいプロンプトを入力できるか否かで、AIアートの品質は大きく変動します

具体的に意識すべきポイントは以下の通りです。

  • 画風を指示(例:水彩画風の/油絵風の/浮世絵風の など)
  • 具体的な指示を出す(猫→茶色で寝ている猫)
  • 主観的な指示は避ける(美しい→窓越しに見える星空)
  • 一般的ではない言葉や専門用語を避ける(にゃんこ→猫)
  • 冗長な文章を避ける

これらを意識すると、AIが指示の内容を理解しやすくなり、目的に沿ったAIアートに近づきます。

また、どんなにプロンプトを工夫しても、一発で理想の画像が出力されることは稀です。

指示と出力を複数回繰り返し、少しずつイメージに近づけていきましょう。

強調やネガティブプロンプトを活用

強調やネガティブプロンプトの活用も、AIアート生成のコツです。

  • AIアートの中で重みをつけたい部分を明確化する指示
  • 生成結果から除外したい要素を伝える指示

プロンプトの中で「()」や「【】」をつけると、特定の要素を強調できます。

一方で、ネガティブプロンプトについては、AIアプリ・サイトによって指示の出し方が異なります。

一般的な方法は以下の通りです。

  • プロンプトの最後に括弧書きで除外要素を指定
    road in the city (no people, no rain)
  • プロンプト中で除外要素を指定
    road in the city without people and rain

ツールによってはネガティブプロンプトの入力欄が別途用意されているケースもあります。

AIアート生成時は、AIの解釈でプロンプトに入力していない要素が描かれる場合があります。

ネガティブプロンプトを活用すれば、描きたい要素だけを的確に出力してもらえるはずです。

AIアートの3つの活用方法

AIアートを用いて収益化を図りたい場合、代表的な活用方法は大きく以下の3つです。

AIアートの活用方法
  • AIアートの販売
  • SNSへ投稿
  • ブログへ投稿

AIアートは、趣味で楽しむことも活用方法の1つですが、趣味として続けながら副収入を得られる可能性もあります。

ここからは、各方法を詳しく解説します。

AIアートの販売

生成したAIアートを販売して利益をあげる方法です。

AIアートの販売では、以下のようなスキルマーケットやクラウドソーシングサービスの活用が効率的です。

また、ファンクラブサイトを活用し、月額料金を支払っている支援者のみにAIアートを公開する収益化の方法もあります。

代表的なファンクラブサイトを紹介します。

ただし、AIアートの投稿・販売を禁止しているスキルマーケットやファンクラブサイトが多いため注意が必要です

AIアートの販売で収益化したい場合、必ずサービスの利用規約を確認してください。

SNSへ投稿

以下のようなSNSにAIアートを投稿して収益化する方法もあります。

各SNSで収益化の方法が定められているため、自分に合ったプラットフォームを選択しましょう。

一例として、X(旧Twitter)では、以下のような収益化の方法があります。

  • Xプレミアムの収益分配
  • 投げ銭(チップ)機能
  • スーパーフォロー
  • スペースでのチケット販売

また、SNSでの投稿を通じて、ブログやファンクラブサイトに誘導する方法もあります

Instagramの収益化の方法は「インスタの収益化のやり方8つ│仕組みや始め方、稼ぐためのポイントを解説」で解説しているので、ぜひご覧ください。

インスタの収益化(やり方8つ」仕組み稼ぎ方のポイントを解説インスタの収益化のやり方8つ│仕組みや始め方、稼ぐためのポイントを解説

ブログへ投稿

AIアートをブログに投稿し、以下のような方法で収益化を図る方法もあります。

  • アフィリエイト
  • Googleアドセンス
  • 有料記事の販売
  • 会員制サイトの運営

ブログ運営は、上述した2つの収益化の方法との相性が良い点も魅力です。

SNSやファンクラブと相互にリンクを貼れば、シナジー効果を発揮します。

そして、AIアートでブログ運営をしたい場合、WordPressの活用がおすすめです

WordPressとは、ブログやWebサイトを構築できる「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」です。

世界で最も人気のあるCMSであり、以下のようなメリットがあります。

WordPressのメリット
  • 機能の拡張性が高い
  • デザインのカスタマイズ性が高い
  • 収益化の制限がない
  • 運営ジャンルの制限がない
  • SEO(ブログ記事を上位表示させるための施策)に強い

月々1,000円程度のコストは必要ですが、収益目的でブログを運営するなら必見です。

また、WordPressブログの開設には「レンタルサーバー」の契約が必要です。

レンタルサーバー「カラフルボックス」なら、Web制作の知識がない初心者でも簡単にWordPressブログを開設できる自動セットアップ機能が搭載されています。

Webページを高速表示できる環境が整っており、ユーザーファーストなブログ作りができる点も魅力です。

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AIアートに関するよくある質問

よくある質問の画像
ここでは、AIアートに関するよくある質問に回答します。

  • AIアートツール・サイトの選び方のポイントは?
  • AIアートを作成できるスマホアプリは?
  • 写真からAIアートを生成できるサイトは?
  • AIアートに集まる批判とは?
  • AIアートが社会に与えた影響は?

AIアートツール・サイトの選び方のポイントは?

AIアートアプリ・サイトを選ぶ際は、以下の点に着目してください。

  • 無料プランの範囲
  • コスト
  • 画像生成の品質
  • 画像のカスタマイズ性
  • 機能の多様性
  • 商用利用の可否
  • 日本語対応の有無
  • セキュリティ体制
  • サポート体制

全てを満たしているアプリ・サイトはなかなか見つかりません。

AIアートアプリ・サイトに何を求めるかを明確にして、機能を比較・検討しましょう。

AIアートを作成できるスマホアプリは?

AIアートを作成できるスマホアプリをいくつか紹介します。

無料で一部機能を利用できるため、自分に合ったアプリを見つけてください。

写真からAIアートを生成できるサイトは?

既存の写真をもとにAIアートを生成できるアプリ・サイトには、以下のようなものがあります。

それぞれ商用利用の可否やAI絵の特徴が異なるため、目的に沿ったツールを選択してください。

AIアートに集まる批判とは?

AIアートには、倫理的な視点から一定の批判が集まっていることも事実です。

AIアートは実在するクリエイターの作品を学習して、新たな画像を生成します。

クリエイターの許可を取らず大量のAIアートを生成し、SNSなどに投稿して、収益化を図る方も存在します。

現状、明確な法律違反とはみなされませんが、不満を持つクリエイターやユーザーが多いです。

以下のようなクリエイター支援サイトでも、生成AIで作成されたコンテンツについて取り扱いを定めています。

  • メロンブックス:一時停止
  • DLsite:生成AIフロアの提供
  • PIXIV FANBOX:禁止
  • Fantia:一時停止
  • pixiv:AI生成作品として投稿・フィルタリング機能の搭載

AIアートが社会に与えた影響は?

AIアートは、社会に以下のような影響を与えています。

  • ビジネスへのAIアートの活用
  • デジタルアート市場の拡大
  • AIアートグランプリの開催
  • 生成AI専用の投稿サイトの設立
  • 生成AIに関する法整備
  • 文化・芸術の再定義
  • クリエイターの受注減の危惧

先述した通り、AIアートには一定の批判が集まる一方で、ビジネスの効率化や新たな市場の創出といった好影響も存在します

AIを有効活用するためにも、AIについての倫理観やコンプライアンス意識が重要となるはずです。

まとめ:AIアートのブログ投稿なら「カラフルボックス」!

本記事では、AIアートの生成でおすすめのアプリ・サイトや作り方などを解説しました。

AIの導入によって、短時間かつ低コストでアート画像を取得できます。

イメージ通りのアート画像を生成するには、以下の点が重要です。

  • 自分に合ったAIアプリ/サイトを使う
  • AIが理解しやすい具体的なプロンプトを作成

AIツールの活用には、権利や倫理的リスクが生じるため、法律やコンプライアンスの知識を必ず習得してください。

また、作成したAIアートは、ブログへの投稿・保存も検討しましょう。

WordPressブログであれば、AIツールのサービスが終了しても安全にアート画像を保存でき、アフィリエイトやGoogleアドセンスでの収益化も可能です。

WordPressブログの開設には、レンタルサーバーの契約が必要ですが「カラフルボックス」なら「快速セットアップ」を使ってWeb制作初心者でも簡単にブログを開設できます。

さらに、初心者でも直感的に操作できるコントロールパネル「cPanel」や、高速にWebページを表示できる「LiteSpeed」を搭載している点も魅力です。

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