「ブログのタイトルの文字数、みんな言うこと違うけど正解は?」
「そもそも、記事タイトルの文字数にこだわる理由ってなに?」
「タイトルが長くなりすぎちゃったけど、どう修正しよう…」
ブログの記事タイトルは、Googleの検索結果にも表示される重要な部分。より読んでもらうためにも、こだわって良いものにしたいですよね!
しかし、記事タイトルの最適な文字数に関する情報はモノによってバラバラ。本当は何文字にすれば良いのかわからず、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
検索エンジンや記事を読む端末が進化していくにつれてトレンドも変化しているので、最新情報をおさえましょう。
結論から言うと、2022年現在、40字前後がおすすめです。そうは言われても「なぜだ?」と疑問を持つ方もいると思うので、この記事では、
- 40字程度がおすすめの理由
- 短すぎるタイトルがNGな理由
- タイトルが長すぎるときの修正のコツ
をお伝えします。
ぜひしっかりと理解して、より良いタイトルをつけられるようになりましょう!
なお別記事の「圧倒的に読まれるブログのタイトルの決め方6つのポイント」では読まれやすいブログタイトルのつけ方を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
目次
ブログ記事タイトルの文字数は40字前後がベスト
2022年現在、ブログ記事タイトルの文字数は40字程度にするのがベストです。理由としては大きく分けて2つ。
- 伝えたい情報がしっかり入れ込める
- 短すぎる中でキーワードを入れると不自然な文章になる
ブログタイトルの目的は、記事にどんな内容が書かれているか端的に伝えて興味を持ってもらうこと。そのため、内容が想像できて読みたくなるようなものを考えなくてはいけません。
文字数が少なすぎると、記事の内容がうまく伝わりません。特に長めの名詞が入るときは、難易度が上がります。
さらに狙っているキーワードが2語、3語と増えると、自然な日本語にしにくくなります。
例えば「カラフルボックス ワードプレス インストール」の3語で記事を書くなら、これだけで20文字。
すべてのキーワードを入れた上で内容が伝わる自然な日本語のタイトルを付けるなら、40文字程度は必要ですよね!
ブログタイトルの文字数32字という情報が流れている理由
ここまで読んで、ほかのサイトで「文字数は32字がいいって聞いたけど…」という疑問を持った方もいるかもしれません。
確かに少し前は、32字と言われていました。理由は、検索結果がそこまでしか表示されないからです。ブログタイトルが長すぎると、途中で切れてしまうんですよね。切れた場合は「…」と表示されてしまいます。
しかし、スマホ表示の場合は今ではMAX35〜45文字くらいまで表示されます。今はパソコンよりスマホで検索する人のほうが多いので、32文字にこだわる必要はありません。
また、途中で切れていたとしても、読みたい情報が書かれていそうなタイトルであれば、もちろんクリックされます。そのため、字数制限にそこまで厳密になる必要はない、というわけです。
ブログタイトルの文字数は短すぎないほうが良い3つの理由
長いと表示が切れるとはいえ、ブログのタイトルを付けるときは、短すぎにするのももったいないです。少なくとも30文字くらいは使うことをおすすめします。
理由は3つあります。
- クリックしたくなる情報を詰め込むため
- 長すぎても魅力的ならクリックされるため
- 狙ったキーワード以外で検索される可能性も残すため
1. クリックしたくなる情報を詰め込むため
先ほどもお伝えしたように短すぎるタイトルでは、記事の情報が十分に伝えられません。何が書いてあるのかわからければ、興味も持てませんよね。
たとえば、以下の2つのタイトルをみたとき、読みたくなるのはどちらでしょうか?
- ブログのおすすめ本を紹介
- 【2022年版】ブログ執筆に役立つ本20選【月収100万円ブロガー厳選】
2番の方がタイトルから分かることが多いです。
- 2020年の新しい情報である
- 20個も紹介されている記事である
- 書いている人がブログで成功している人である
結果、2番を読んでみたいと思う方が多いのではないでしょうか。
このように文字数が増えれば、読みたくなるフレーズも詰め込めます。記事の特徴や強みを伝えられるので、よりクリックしたいタイトルになりますよね。
2. 長すぎても魅力的ならクリックされるため
もしタイトルが途中で切れていても、そこまでに魅力的な言葉が詰まっていれば、もちろんクリックされます。
タイトルが全部表示されなくても、SEO上の直接のペナルティはありません。そのため、読みたくなるという目的さえ満たせれば、文字数を過剰に意識する必要はないのです。
また、タイトルが切れるのはあくまで検索結果の表示だけ。記事内ではもちろんすべて表示できるので、長くても読みたくなるほうがサイトの回遊率が上がる可能性はあります。
3. 狙ったキーワード以外で検索される可能性も残すため
タイトルを長めにしておくと、自分が狙っている以外のキーワードで検索上位を取れる可能性も出てきます。
具体例を上げて説明しますね。
<狙ったキーワード>
ブログ 初心者
<記事タイトル>
初心者向けブログの始め方5ステップ!挫折しない3つのコツを画像つきで解説
この場合、以下のようなキーワードでも上位表示される可能性があります。
- ブログ 初心者 始め方
- ブログ 初心者 挫折
- ブログ 初心者 コツ
検索上位を取れるキーワードの幅をもたせるためには、文字数が多いほうが有利ですね。
色々なキーワードを狙うからといって、関連性のない言葉を不自然に並べるのはNG。キーワードをたくさん詰めこんだからといって上位表示できるわけではありません。 あくまでも記事の読者ニーズに沿った形で自然なキーワードをタイトルにいれましょう
ブログタイトルが長すぎる!修正する4つのコツ
ここまでお伝えしたとおり、ブログタイトルには検索した人が読みたくなる情報を詰め込むべきです。しかし、だらだらと長いタイトルは考えもの。特に、検索結果に表示される部分に、ギュッと情報を盛り込みましょう。
そこで、ブログタイトルが長すぎたときに修正する4つのコツを紹介します!
- 言葉の重複をなくす
- キーワードを左に持ってくる
- 上位の記事と違う表現を使う
- 冗長な表現を削る
1. 言葉の重複をなくす
同じ言葉を繰り返し用いているのなら、1つにまとめられないか検討しましょう!その分他の情報を詰め込んだ方が伝えられることが増えるからです。
(修正前)
ブログのアクセスアップしたい人向け!ブログのタイトルの付け方
(修正後)
アクセスアップできるブログタイトルの付け方
重複をなくせば同じ内容を短くできますよね!その分、さらに他の言葉をいれてタイトルを練りましょう。
2. キーワードを左に持ってくる
キーワードはできるだけ左側に持ってきましょう。
記事タイトルが長いと、検索結果に表示されたとき、途中から切れるのはお伝えしたとおりです。かといって、表示されればいいというわけではありません。より記事を魅力的にみせるためには、左にキーワードがある方がベターです。
検索結果などホームページの情報をぱっと見るとき、目線の動きは「Fの法則」に従うと言われています。Fの法則によれば、目線は左上から始まって、右と下へ動きます。下図のように、ちょうど人間の目に入るのは、「F」の文字の部分というわけです。
そのため、特に自分の記事が検索結果の下の方に来ているときは要注意。左側にキーワードが入らないと「自分の求める情報がなさそうだな…」と思われて、クリックされない原因になりえます。
クリック率が下がれば上位表示しても読まれないと判断され、さらに検索順位が落ちるリスクも。そうはいっても、検索順位は自分でコントロールできません。したがって、どこに表示されてもしっかりと読者の悩みを解決する記事だとわかるように、キーワードの位置も左寄せを意識しましょう!
3. 上位の記事と違う表現を使う
つけたタイトルが上位記事と似通っている場合は、違う表現を考えましょう!
ほぼ同じタイトルをつけていると、より上位の記事から読まれてしまいますよね。内容が上位記事と似ていると思われれば、そのまま読まれずに終わります。
そのため、いま上位が取れている記事より興味をそそられる表現を使うようにしましょう!
4. 冗長な表現を削る
冗長な表現を削るのも一つの手です。同じ言葉をさらに短く言い換えられないか考えましょう。
<冗長な表現の例>
- 〇〇することができる(〇〇できる)
- 今の時代の(現代の)
- まず最初に(まず、もしくは最初に)
わかりやすい範囲で、できるだけシュッとした表現に変えられないか検討してみてくださいね。
▼WordPressの始め方はこちら▼ 【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説